明治安田Jリーグ・J2の愛媛FCとJ3のFC今治はGW最終日の5日、ともにホーム戦に臨みました。
前節、徳島との四国ダービーが引き分けに終わり、中2日のホーム戦で勝利を手にしたい7位の愛媛は3連勝中の5位・いわきFCと上位対決。前半から雨とともに、強い風も吹きつけ、両チーム、リズムが掴みづらい中、愛媛は、深澤が追い風のミドルシュートを放つも相手キーパーに阻まれます。
前節から先発メンバーを大幅に入れ変え、今シーズン初出場の25歳・藤原やベン ダンカンらが攻撃に絡んでいきますが、得点は生まれず、前半を0ー0で終えます。風が収まる時間も出てきた後半、いわきに主導権を握られますが、愛媛は40歳のベテランキーパー・徳重がファインセーブを連発。
いわきの波状攻撃に守護神・徳重が堅い守りでチームを救いますが、愛媛は攻撃でチャンスを掴み切れず、0ー0の勝ち点1。2試合連続のスコアレスドローに終わりました。
愛媛FC・GK徳重健太選手:
「1点を取ったほうが勝負が決まる試合だったので、全員で集中して無失点で守れたことはよかったかなという風に思います」
愛媛FC・石丸清隆監督:
「この天候で、なかなか思うようにお互いサッカーができないっていう状況なんで、勝ち点1っていうのは妥当かなって思います。次はしっかり準備が全体でできると思うので戦える選手をまたしっかり持ってきたいという風に思います」
一方、「アシックス里山スタジアム」に名称が変わって、初めて迎える今治のホームゲーム。
連敗中の今治はカターレ富山を相手に、前半開始早々近藤がシュートを放ち、勝利への意欲を見せますが、得点を奪えません。
試合が動いたのは後半4分、フリーキックから富山にゴールを決められ先制点を奪われてしまいます。今治の負の連鎖は止まらず。
後半8分には弓場がこの日2枚目のイエローカードで退場。10人での戦いを強いられた今治は後半23分にも富山に追加点を許してしまいます。
それでも最後まで諦めずに戦う姿勢を見せましたがゴールは叩き出せず。ホームで下位チーム相手に黒星を喫しリーグ戦3連敗です。
順位表です。愛媛FCは順位を2つ下げて暫定9位、勝ち点を20としています。清水が勝ち点34で首位をキープしています。
そして、敗れたFC今治は順位を2つ下げて、6位に後退しました。首位・大宮との勝ち点差は10としています。
次節の日程です。愛媛FCは今月12日(日)アウェーで大分トリニータと、FC今治は、今月18日(土)ホーム・アシックス里山スタジアムで福島ユナイテッドFCと対戦します。
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