■プロ野球 巨人2ー4阪神 (5日 東京ドーム)

巨人は阪神に敗れ、2年ぶりの阪神から同一カード3連勝とはならなかった。先発の高橋礼は3回に近本に先制の4号2ランを浴びると、佐藤輝にもタイムリーを打たれ3点を失う。結果5回3失点で今季初黒星を喫した。打線は5回に門脇のセーフティスクイズ、代打・長野のタイムリーで一時1点差に迫ったが、その後は得点を挙げることができなかった。

先発は高橋礼。前回登板の4月28日・DeNA戦では5回途中を2失点だった。

初回、先頭の近本光司にレフト前ヒットを打たれるが、後続をアウトに打ち取る。

打線は昨日と同じオーダーを組んだ。1回裏、先頭の丸佳浩がセンター前ヒットで出塁。2死から丸が盗塁で得点圏に進むが、岡本和真は空振り三振に倒れ無得点。

3回、先頭の8番・木浪聖也にヒットを打たれると、近本に先制の4号2ランを浴びる。続く中野拓夢にヒットを打たれ、パスボールの間に二塁に進まれると、3番・佐藤輝明にもタイムリーを浴び、この回3点を失う。

その裏、1死から高橋礼がセンター前ヒットを放つが丸が併殺に打ち取られる。

4回の攻撃、1死から吉川尚輝が二塁打を放つ。しかし岡本が空振り三振、坂本勇人は近本の好捕に阻まれるセンターフライで得点を奪えず。

5回、高橋礼は1死から中野、佐藤輝に連続四球を与えたが、続く大山悠輔、前川右京を打ち取り無失点。

その裏、先頭の梶谷隆幸、小林誠司の連打で無死一・三塁とすると、門脇誠のセーフティスクイズで1点を返す。さらに1死二塁から代打・長野久義のタイムリー二塁打で1点差に迫る。その後丸は見逃し三振、佐々木俊輔はライト前ヒットでつなぎ2死一・三塁となるが、吉川はレフトフライに抑えられ、同点に追いつけず。

6回から2番手・赤星優志が登板。先頭の6番・森下翔太にヒットを打たれ、バントと内野ゴロで2死三塁となる。それでも代打・原口文仁から空振り三振を奪い、得点を許さない。

その裏、相手2番手・岡留英貴から坂本がヒットで出塁。しかし梶谷が空振り三振、小林はセカンドゴロで無得点に終わる。

7回、3番手・大江竜聖が登板。近本から始まる上位打線を三者凡退に抑えた。

7回裏、相手3番手・桐敷拓馬がマウンドに上がる。1死から代打・増田大輝が今季初ヒットで出塁も、丸はライトフライ、佐々木の打席では増田大が牽制で飛び出しアウトになり、この回も無得点。

8回、4番手・京本眞が登板。先頭の大山にフェンス直撃の二塁打を打たれると、前川にレフト前タイムリーを許す。続く森下には死球で無死一・二塁とするが、梅野をスリーバント失敗、木浪を併殺に打ち取り1失点でとどめた。

打線はその裏、相手4番手・ゲラから三者凡退に抑えられる。

9回は5番手・今村信貴が3人で抑えた。打線はその裏、相手5番手・岩崎優から得点を奪えずゲームセット。

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