■MLB ドジャース 8ー0 ダイヤモンドバックス (日本時間2日、アリゾナ州フェニックス、チェイス・フィールド)

ドジャースの山本由伸(25)が2日(日本時間)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に先発し3勝目を挙げた。中5日のマウンドは6回94球を投げて、被安打5、奪三振5、四死球2、失点0。防御率は2.91となった。

2試合連続の無失点登板で防御率も2点台に。前回、4月26日(6回無失点)の登板後に「とにかくコントロールもストレートもピッチングの基本部分になってくる。そこは大事にしていけたら」と課題について話していた山本。この日は「変化球もストレートも、すごくいい感覚が増えてますし、その感覚がすごく明確に、良い感覚が本当につかめてきている。このいい状態をキープしてもっともっと調子を上げて行けたら」といい、手応えを感じたようだ。中5日での登板が続くが「球数もこっちは100球以内と言いますか、それくらいのピッチングが続いているので、今のところは特になにも問題ない」という。

打線は6番・A.パヘス(23)の先制2ランや1番・M.ベッツ(31)の2点タイムリーなどで3回までに6得点。大量の援護を受けてのマウンドとなった山本は「気持ちに余裕を持って投球できたらもっとテンポよくというか、球数少なく行けたかなとも思いますけど、思い切って投げられました」。大谷翔平(29)は休養日で、今季33試合目にして初のスタメン外で出場なし。大谷不在の打線に多少の違和感があったというが「点もたくさん取っていただきましたし、また大谷さんが、僕が投げるときに打ってほしいなと思います」と話した。

ドジャース戦の前にはタイガースの前田健太(36)が新天地で初勝利、カブスの今永昇太(30)が無傷の5勝目を挙げていて、日本人投手2人に続いた山本。先発3人に同日に白星がつくのは初めてのことで「日本のファンの方にとってはすごくはハッピーなことかなと思います」と笑顔を見せた。

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