■バドミントン・トマス杯2024 グループリーグ 日本-台湾(1日、中国・成都市)
バドミントンの男子世界ナンバー1を争う、国・地域別対抗戦“トマス杯”。グループリーグ最終戦は全勝同士の対決となり、日本は台湾に5戦全勝で勝利。グループBの首位で準々決勝進出を決めた。シングルス3試合、ダブルス2試合の計5試合が行われ、先に3勝した方が勝利となる。
今大会を最後に日本代表から退く元世界王者の桃田賢斗(29、NTT東日本)は5試合目の第3シングルスで出場。この時点で日本の勝利が決まっていたがグループリーグは5試合全てが行われる。
現在世界ランク52位の桃田は同35位の李佳豪(24)との初対決となった。入場から大声援が送られ笑顔で手を振り登場した桃田は第1ゲーム、序盤で11連続得点でインターバルを迎える。しかし、徐々に追い上げられ一時、逆転を許すも振り切り21-18で第1ゲームを先取する。第2ゲームは序盤から一進一退の攻防となるも、中盤、李に7連続得点を許しリードされる。そのまま逃げ切られ、16-21でゲームカウントを1-1としファイナルゲームへ。
渾身のクロススマッシュなどで4連続得点を奪う桃田。インタバールを11-5の6点リードで折り返した。インターバル明けに李に4連続得点を許すも逃げ切り、21-17でなんとか勝利した。日本はグループリーグ首位通過で準々決勝進出。
男子の試合前に行われたユーバ―杯の日本女子はインドネシアに3勝2敗で、グループリーグを首位通過。日本時間2日の準々決勝でインドと対戦する。
【日本の結果】
◆1試合目(第1シングルス)
西本拳太 2-1(21-18、15-21、21-15)周天成
◆2試合目(第1ダブルス)
保木卓朗・小林優吾 2-1(19-21、21-12、21-15)王齊麟・楊博軒
◆3試合目(第2シングルス)
渡邉航貴 2-0(21-16、21-19)林俊易
◆4試合目(第2ダブルス)
古賀輝・齋藤太一 2-0(21-19、21-17)李洋・葉宏蔚
◆5試合目(第3シングルス)
桃田賢斗 2-1(21-18、16-21、21-17)李佳豪
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