大久保嘉人さんが現役中にお世話になった、元国際審判員の高山啓義さんが番組ゲストで登場。審判員の苦悩や、実は高校教員との二足の草鞋を履いていたとの秘話も飛び出し、大久保さんも仰天した。過去に高山さんからイエロー&レッドカードを提示された経験もある大久保さんは“レフェリー泣かせ”だったと思い出話に花を咲かせていた。


▼「Jリーグアウォーズ」で功労審判員賞を受賞した高山啓義さんが登場

 関西のサッカー情報を中心に扱うMBSのJリーグ応援番組『KICK OFF! KANSAI』。12月15日の放送では「Jリーグアウォーズ」を振り返った。ゲストには功労審判員賞を受賞した元国際審判員の高山啓義さんを迎え、MC大久保嘉人さんとのトークで盛り上がりを見せた。

 Jリーグで693試合を担当し、昨シーズン限りで現役を退いた高山さん。大久保さんの出場試合も担当し、イエローカード2枚による退場処分を下したこともあった。

 高山さんは「けがから守ることは我々審判員にしかできない。気を付けてやったつもり。選手の闘志や執念は我々がうまくコントロールしてあげるのが1つの方法」と、審判としての心構えに言及。「レフェリー泣かせの選手は?」という質問に対しては、大久保さんが「絶対、俺でしょ?」と促し「目の前にして言うのもなんですけど…」と笑って軽快なやり取りを見せた。

 必ずしもJ1での笛を吹けるわけではなく、パフォーマンスが悪ければ次の年はJ2に落ちてしまうこともあるという。「常に高いパフォーマンスを維持することは大変」と振り返った。

 高山さんは県立高校・保健体育科の教員で、審判員との“両立”を図っていた。これには大久保さんも「本当ですか?絶対言った方がいいですよ」と驚きだった。


 (MBS「KICK OFF! KANSAI」日曜深夜0:50-1:20放送 2024年12月15日(日)収録より)

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