明治安田J2リーグ、3位・ファジアーノ岡山と首位・清水の上位対決を4月28日、OHKでは生中継でお伝えしました。解説を務めた元日本代表の永島昭浩さん(60)と振り返ります。

(実況:岸下恵介アナウンサー)
「楽しみな一戦ですね」
(解説:元日本代表 永島昭浩さん)
「大一番です。好ゲーム期待できますし、大声援をバックにファジアーノが勝ち点3、何としても取りたいというゲームだと思いますね」

2連勝を目指す3位・ファジアーノと4連勝を目指す首位・清水の上位対決。ファジアーノは前半28分にピンチを迎えます。

(実況:岸下恵介アナウンサー)
「ホイッスルが鳴った。ペナルティマークを指しています」

ペナルティエリア内で木村太哉がハンドの判定、相手のPKとなります。守るのはゴールキーパー、スベンドブローダーセン(27)。

(実況:岸下恵介アナウンサー)
「ナイスキーパー、スベンドブローダーセン、見事防いでみせました。永島さん、やりました」
(解説:永島昭浩さん)
「すごいですね、今」

しかし、前半35分。

(実況:岸下恵介アナウンサー)
「チャンスになった北川のシュート。先制は清水エスパルス。オレンジのスタジアムがわいている」

追いつきたいファジアーノは後半途中に、2024シーズン、清水から加入し、キャプテンを務める竹内涼(33)がリーグ戦デビュー。徐々にチャンスを増やし、相手ゴールに迫ります。決定機は後半16分でした。

(実況:岸下恵介アナウンサー)
「上がってきたグレイソン、岩渕も上がっている」
(解説:永島昭浩さん)
「ワーオ!」
(実況:岸下恵介アナウンサー)
「岩渕とグレイソンの2人でチャンスを作ってシュートまで良い形で持っていけましたね」
(解説:永島昭浩さん)
「完璧でしたね」
(実況:岸下恵介アナウンサー)
「防いだのは元日本代表の権田修一です」
(解説:永島昭浩さん)
「権田、上手いね」

この後も、ファジアーノはゴールを奪えず、注目の上位対決は1対0で敗れました。順位は3位のままです。

(永島昭浩さん)
「見応えのある試合でしたね。さすが上位決戦でした」

(岸下恵介アナウンサー)
「J1昇格を掲げているファジアーノ岡山ですけれども昇格のポイント、こんなところになるんじゃないかというところ、フリップに書いていただきました」

(永島昭浩さん)
「ずばり攻守のバランスです。守備は素晴らしい、100点満点です。継続しながら攻撃、チャンスを作りながら決め切る。負けてしまいましたけれどもそういう中でもやはり、次に期待しているよっていうね、そういう気持ちが伝わるようなサポーターの最後の声援だったと思いますね。本当に目標を高く、そしてあきらめずに一致団結して戦ってもらいたいと思います」

一方、J3のカマタマーレ讃岐は、28日、ホームで八戸とドロー決着。ここまで勝利が無く、最下位のままです。

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