現役ドラフトで日本ハムから巨人に移籍した田中瑛斗投手(25)が12日、都内で入団会見を行った。背番号は「45」に決まった。

田中は柳ヶ浦高から2017年ドラフト3位で日本ハムに入団。本格派右腕として日本ハム新庄監督も期待を寄せていたが、今季は1軍3登板で防御率11.25とふるわなかった。

現役ドラフトで指名された際の心境を聞かれ「ジャイアンツという球団に指名してもらいすごく光栄」と語り「ファイターズでの結果が出せなかったことに関しては、ファン・球団関係者の皆様に申し訳ないというか、もっと頑張りたかったという気持ちがありましたけど、心機一転、ここで日本一になりたい」と新天地での活躍を誓った。

会見に同席した水野雄仁編成本部長代理は「1軍のひとつのピースとして、先発でも中継ぎでも期待に応えてほしい」と話す。田中は「任されたポジションでしっかり力を出したい」と今シーズンリーグトップの防御率を誇る、強力投手陣に新たな風を吹き込む。

■田中瑛斗
1999年7月13日生まれ 大分出身 184cm・84kg 右投左打
柳ヶ浦高~日本ハム~巨人。2019年1軍デビュー。2020年に右ひじを手術し、2022年は育成契約でスタート。シーズン途中に支配下登録されプロ初勝利。今季は3試合に登板し0勝0敗、防御率11.25。2軍では5勝2敗1セーブ、防御率2.35。通算成績は1勝4敗、防御率6.00

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