■バレーボール イタリアセリエA プレーオフ決勝第4戦 モンツァ 1-3 ペルージャ(日本時間29日、イタリア・モンツァ)

バレーボールの世界最高峰、イタリア・セリエAのプレーオフ決勝第4戦が行われ、男子日本代表の髙橋藍(22)が所属するモンツァ(レギュラーラウンド5位)がペルージャ(レギュラーラウンド2位)にセットカウント1-3(25-19、23-25、25-27、20-25)で敗れ、通算成績1勝3敗で2位となった。日本人選手として加藤陽一氏以来21年ぶりのセリエA制覇はならなかった。

3戦先勝方式のプレーオフ決勝で髙橋のモンツァはペルージャに1勝2敗。これ以上負けられない状況で迎えた第4戦。

ホームの大声援を受け先発した髙橋は第1セット、バックアタックやサービスエースなどで得点をあげるが、ペルージャも食い下がり拮抗した展開が続く。それでも、モンツァが14-13と1点リードの状態から、ブロックや速攻が決まり4連続ポイントを奪うなどして、このセットを先取する。

第2セットは202cmの相手エース、ウィルフレド・レオン(30)を止められず10得点を許し落とすと、第3セットも20-24とペルージャにセットポイントを握られる。そこから髙橋のサービスエースなどで4連続ポイントを奪いデュースに持ち込んだが、逆転できず連取されてしまう。

セットカウント1-2で迎えた第4セット、髙橋は好レシーブで何度もチームのピンチを救う。しかし、一度傾いた流れを取り戻すことはできず、強烈なスパイクも拾われるなどこのセットも失い、セットカウント1-3で涙を飲んだ。

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