第3回を迎えた現役ドラフトでロッテから西武へ移籍した平沢大河内野手(26)が12日、所沢市内で入団会見を行った。背番号は「39」に決まった。
会見の冒頭で同学年でチームメイトとなる平沼翔太内野手(27)からのサプライズ動画が流れ、平沢は「仲のいい同級生がいるのは心強いですし、ライオンズでプレーすることを楽しみにしていきたい」と話した。
来季プロ入り10年目の節目を迎える平沢。「9年間やってきて、パッとしない成績がずっと続いていたので、この移籍をいいきっかけにして来年チームに貢献したい」。自身の強みには「出塁率が高い」ことを挙げ、「バッティングでチームに貢献できれば」と意気込んだ。
目標は「常にキャリアハイ」といい、「僕自身、内野も外野も経験してきているので、両方やれれば選択肢は広がりますし、活躍するチャンスも広がると思うので、12月と1月をしっかり内外野できるようにやっていきたい」と新天地での活躍を誓った。
会見に同席した広池浩司球団本部長(※2025年1月1日付の役職で表記)は「内野並びに外野のレギュラー候補として獲得した」と説明。ロッテ入団時から背負った背番号「13」から「39」に変わる平沢に「パ・リーグ時代の13番の3倍頑張って活躍していただきたい」と期待を寄せた。
平沢は2015年ドラフト1位でロッテに入団。2018年にキャリアハイとなる112試合に出場し、291打数62安打32打点、5本塁打、打率.213をマークしたが、2020年と21年はケガに苦しみ、2年連続で1軍の出場はゼロ。今季も3年ぶりに1軍の出場がなかった。
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