■サッカーJ1・第10節  ジュビロ磐田 2ー0 FC町田ゼルビア(27日、静岡・ヤマハスタジアム)

J1第10節、ジュビロ磐田が2-0でFC町田ゼルビアを下し、3試合ぶりの白星で勝ち点3を獲得した。

0-0のスコアレスで折り返した磐田は後半、ジャーメイン良(29)が起点となり1点を先制する。さらにジャーメインはPKで追加点を挙げ町田を突き放した。ジャーメインは開幕10試合で10ゴール。磐田では98年の中山雅史以来となる快挙を成し遂げた。

町田は現在6勝1分け2敗で首位に立ち、磐田は3勝1分け5敗の14位。大きく差がついた、昨季J2から昇格したチーム同士の一戦。

前半、磐田は、町田のカウンターやロングボールを入れてくる攻撃に防戦一方。ここまで9戦9ゴールのエース・ジャーメイン良(29)も徹底マークに合い、攻撃の糸口を見出せない。

34分には左サイドを攻略され、望月ヘンリー海輝(22)に強烈なシュートを打たれるが、ポスト直撃に救われ、前半を0-0のスコアレスで折り返した。

後半開始早々、磐田はジャーメインがゴール手前でボールを受けると、左にパス。走り込んだ松本昌也(29)がシュートを放ち、GKに弾かれた所を松原后(27)が詰めてフィニッシュ。押されていた磐田が1点を先制する。

勢いに乗る磐田は、19分、ペナルティエリア手前からのフリーキックにマテウス ペイショット(28)が強烈なヘディングシュートを放つが、GKに右手一本でクリアされる。直後のコーナーキック、ゴール前の混戦からこぼれ球に反応したリカルド グラッサ(27)が頭で合わせるが、昌子源(31)にブロックされる。

しかし、このプレーがVARで昌子のハンドと判定され、磐田はPKを獲得。これをジャーメインが落ち着いて決め、2-0とリードを広げる。ジャーメインは開幕10試合で10ゴール目を挙げた。その後、町田の猛攻を守護神・川島永嗣(41)を中心に守り切った磐田が無失点で凌ぎ、2-0で勝利した。

*写真は、ジュビロ磐田・ジャーメイン良選手(29)

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