■MLB レッドソックス 1-7 カブス(日本時間27日 ボストン・フェンウェイパーク)

カブスの今永昇太(30)が敵地レッドソックス戦で先発し、メジャーデビューから無傷の4連勝を飾った。

移籍後最長の6回1/3(88球)を投げ、5安打1失点、7奪三振(1四球)の好投。4回途中までパーフェクトと序盤から圧巻の投球で、ソロ本塁打を被弾したが、安定したピッチングを続けた。ここまで4勝は両リーグトップタイで、防御率0.98はブレーブスのロペス(0.72)に次ぐリーグ2位。

デビューから今までの5回の登板を振り返り「そうですね、本当に上手く行き過ぎているところがあるので、この信頼を一気に崩さないようにやりたいなと思います」と自身でもこの1か月の内容に手応えを感じた様子。

前回に続く被弾について「ライトがフェンス低いですし、レフトはそこまで深くはないので、よりによって一番深い所に入れられたので悔しかったのと、打たれた後にどうするかっていうマインドの切り替えが大事なので。すぐに切り替えて、結果も良かったので、そのマインドは継続していこうと思います」と話した。

「基本的に配球はキャッチャー任せ?」の質問に、「イメージとしては、まず全部投げられる準備をして。ピンチの時は僕はキャッチャーの配球を優先してますね。その理由としては、やっぱピンチの時っていうのは自分を客観的に見られてないので。やはりキャッチャーっていうのが一番冷静で、バッターとの距離も近いですし、その空気感を感じ取ってるので」と話し、ピンチの時はキャッチャーの意見を大事にするという。

この日は立ち上がりに1番・デュランのライナー性の打球をグラブを伸ばしてナイスキャッチ。自身の好守備に「まあ、あれができるとできないとでは、その後の要する球数も違いますし。試合の雰囲気も違うので、要所でそういうプレーが出て良かった」と初回から良い流れを作れたことにホッとしたようだ。

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