3カ月後に迫ったパリ五輪で活躍が期待されるのが、きょうだい選手だ。柔道で2021年東京大会で兄妹同日優勝を果たした男子66キロ級の阿部一二三、女子52キロ級の詩(ともにパーク24)が2連覇に挑む。一二三は「妹がいるから負けられない。嫌でも絶対に意識するライバル。2人で盛り上がり、頑張っていきたい」と気合十分だ。
卓球では出場3種目でメダルを狙う20歳の張本智和(智和企画)と、4月に高校生になった15歳の美和(木下グループ)が日本卓球界初となる、きょうだいでの五輪に臨む。バスケットボール女子には東京五輪銀メダルメンバーの馬瓜エブリン(デンソー)と、同五輪3人制代表の妹ステファニー(エストゥディアンテス)がいる。2月の世界最終予選で初めてそろって代表入りし、五輪切符を得た。本番では東京大会に続く表彰台を狙う。
パリ五輪開幕まで3カ月大きな自信を胸に、前田穂南が2度目の五輪に挑む。日本記録保持者となった27歳は「楽しみでわくわくしている。また世界で走れるのが楽しみ」と大舞台を待ちわびている。
- 女子マラソン前田穂南「自分らしく走る」
- マラソンコースは「史上最難関」 高低差156m
- 聖火をアテネで引き渡し 帆船でフランスへ
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。