JBA(日本バスケットボール協会)は、11月21日に開催される「FIBAアジアカップ2025予選Window2」モンゴル戦に挑むロスター12人を発表しました。

パリオリンピックに続いて指揮を執ることが決定したトム・ホーバスヘッドコーチが、アジアカップ予選を前にした合宿の中で、「この合宿からが、(次のロス五輪にむけての)本当のスタート。新しい選手を探したらもっともっと強くなる。本当に楽しみ」と話していたバスケットボール男子日本代表。

注目のメンバーには、「このシリーズを代表活動のひとくぎりとしたい」とし、「このWindowは、次の五輪での1勝、ベスト8に行くための第一歩。全力で全うしたい」とシリーズのキャプテンを務める比江島慎選手。

「選手である以上、代表は目指すべきところ。比江島キャプテンとともに経験の少ない選手を引っ張っていきたい」と語っていた富樫勇樹選手、さらに吉井裕鷹選手のパリオリンピックを経験したメンバーが3人選ばれました。

そしてパリオリンピックの最終候補まで残った佐々木隆成選手や川真田鉱也選手といった、トム・ホーバスHCが指向するバスケットをよく知るメンバー。

NBA挑戦中の河村勇輝選手が不在の中、新戦力出現の期待が高まるPGには、前述の佐々木選手、広島ドラゴンフライズの優勝に大きく貢献した23歳の中村拓人選手、三猿ネオフェニックス躍進の立役者の一人、大浦颯太選手などフレッシュなメンバーが選ばれました。

また、この試合メンバーから外れたジョシュ・ホーキンソン選手に代わって、アメリカ出身のアレックス・カーク選手がメンバーに名を連ねています。

アジアカップの予選から新たなスタートを切る新生ホーバスJAPAN。ホームでのモンゴル戦、24日のアウェー・グアム戦のメンバーから外れたものの、18歳で合宿に召集された渡邉怜音選手など、新たな日本代表の可能性を示してくれそうな選手らにも注目です。


【アジアカップ2025予選 Window2モンゴル戦ロスター】

0 大浦颯太(三遠ネオフェニックス)PG
2 富樫勇樹(千葉ジェッツ)PG
6 比江島慎(宇都宮ブレックス)SG
16 中村拓人(広島ドラゴンフライズ)PG
19 西田優大(シーホース三河)SG
21 山崎稜(広島ドラゴンフライズ)SG
22 山口颯斗(長崎ヴェルカ)SF
33 佐々木隆成(三遠ネオフェニックス)PG
53 アレックス・カーク(琉球ゴールデンキングス)C
75 井上宗一郎(越谷アルファーズ)PF
91 吉井裕鷹(三遠ネオフェニックス)SF
99 川真田鉱也(長崎ヴェルカ)C


【試合日程】

11月21日(木)日本代表 対 モンゴル代表 19時試合開始
11月24日(日)グアム代表 対 日本代表 14時試合開始(日本時間)

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