カープです。
今シーズン限りで戦力外となった岡田明丈投手をTSSが独占取材。6日後に控えるトライアウトへの思いを聞きました。
8日午前9時、カープ大野練習場に姿を見せた岡田投手。
先月8日に球団から戦力外を通告された岡田投手は現役続行を希望し、トライアウト挑戦を決意。同じくトライアウトを受ける仲間たちの力も借りながら練習を続けています。
【岡田明丈投手】
「やっぱりストレートがまだ150km/hを投げられた。それだったら続けよう。ひじ自体も思うような球が投げられる状態までこれた。あとはトライアウトに向けて頑張りたい」
この日岡田投手が行ったのはシートバッティング。
トライアウトを想定してバッターに対してピッチングを行い感覚を確かめました。
岡田投手の代名詞といえばストレート。
バッターの手元でぐっと伸びてキャッチャーミットに収まります。
【岡田明丈投手】
「手応えはありますね。しっかり腕は振れるようになってきていますし(自分の球に対する)打者の反応も良い」
カープで過ごした9年間、ケガで思うようなピッチングができない日々も多かった岡田投手。その中で学んだことがありました。
【岡田明丈投手】
「忍耐。手術もあったり思うような結果が出なかったりというところで諦めない。
最後までしっかりやり切ろうという思いはしっかり保てていた」
今は体の状態もよくしっかりとトレーニングを積むことができているという岡田投手。
2015年のドラフト1位は新たな道を目指し、6日後に迫るトライアウトに挑みます!
【岡田明丈投手】
「頑張りすぎない。空回りしちゃう部分がやっぱり自分の場合あるので、もっと脱力しながらやることをやってというところにフォーカスしていけたら良い」
<スタジオ>
岡田投手、リーグ連覇に貢献した剛腕という印象が強いが、山内さんはトライアウトに挑戦する岡田投手、ピッチングを見られていかがですか?
【TSS野球解説者・山内泰幸】
「トライアウトというのは、そこから再契約するのはなかなか難しいが、ストレートのスピードも出ているようだし、本人が手応えを感じているようなので、そのボールが投げられれば、再契約を勝ち取る可能性は充分あると思う。岡田投手らしく、あまり頑張りすぎないというコメントもあったが、力みがあってコントロールを乱すこともあるので、力を抜いて、伸びのあるストレートを投げてもらいたい」
12球団合同トライアウトは来週14日木曜日にZOZOマリンスタジアムで行われる予定です。岡田投手の挑戦に注目しましょう。
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