高校生バレーボーラーの大一番、『春の高校バレー』です。
全国大会へ向け、あす9日行われる広島県予選の決勝戦。
女子の決勝進出チームをご紹介します。

勝てば4年連続、13回目の全国大会出場となる進徳女子高校。
去年のインターハイでは過去最高順位を更新するベスト4に入るなど全国でも屈指の強豪校です。
今年は3年生が抜けたあとポジション争いを制し、初めてレギュラーをつかんだ選手が多い新チーム。

パワーが武器の2年生エース・森田恵真選手、ことし一番の成長株、大森桜音選手が攻撃の軸です。

そして、鉄壁の守りで支えるのがリベロの滝本心咲選手。
中学校からバレーをはじめ、3年生で掴んだ強豪校のレギュラーの座。
チームを率いる小田雅志監督は「努力と執念」と評価します。

今年も圧倒的な力を見せられるか。
全国への切符をつかみに行きます。

【進徳女子高校 キャプテン・池本芽唯選手】
「最後の大会というのもあってこの大会にかけているので気持ちは高まっています。絶対に全国への切符を勝ち取りたいと思います」

その壁に挑むのが初めての決勝進出となった福山の銀河学院高校。
女王・進徳の牙城を崩す初優勝を目指します。
レギュラーメンバーの平均身長は165センチと高さでは劣るものの堅い守備と組織で攻める『全員攻撃』が持ち味のチーム。
「止める・拾うが勝負の分かれ目」と粘り強く守備にも時間をかけてきました。
準決勝では強豪・安田女子高校相手に大接戦の末、勝利。
悲願の初優勝なるか、あす9日決勝の舞台に挑みます。

【銀河学院高校 キャプテン・岡野愛生選手】
「速いバレーだったり、力強いスパイクが来ると思うので、それに向かってしっかりディフェンス面などを強化してやっています。チャレンジャーとして何があっても明るく元気に前向きにをモットーに全員で春高への切符をつかみにいきます」

春高バレー広島県大会決勝戦は、あす9日(土)。TSSでは、土曜日の深夜に決勝戦の模様を放送します。

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