バドミントンの国内最高リーグ、S/Jリーグが2日、埼玉と山口の2か所で開幕した。2014年以来の優勝を目指すNTT東日本・男子チームはシングルスに元世界王者の桃田賢斗(30)が出場し、大同特殊鋼の 曽根雄太(28)を2ー0(21ー11、21ー12)で下した。NTT東日本は3勝(ダブルス2勝、シングルス1勝)で開幕戦を白星スタートさせた。
ダブルス2試合、シングルス1試合で争われるS/Jリーグ。NTT東日本は第1試合となるダブルスで山下恭平(26)、緑川大輝(24)ペアがファイナルゲームにもつれ込む接戦に勝利し、まずは1勝をあげた。
つづくシングルスに登場したのは元世界ランク1位で今年4月に日本代表を引退した桃田。第1ゲームは落ち着いたプレーで得点を重ね、11ー8でインターバルを迎えると、終盤は6連続得点を奪い先取した。第2ゲームは出だしで2-3と先行されたが、相手のボディに強烈なスマッシュを叩き込み3-3の同点に。そこからインターバルを挟み10連続得点。そのまま振り切りストレートで勝利した。
その後、行われた第2ダブルスの中静悠斗(17)、三浦大地(18 )ペアも2-0のストレート勝ちでNTT東日本が3連勝し、開幕戦を勝利で飾った。
また前回大会、悲願の初優勝を果たしたジェイテクトは1勝2敗で東海興業に敗れ、黒星スタートとなった。
【S/Jリーグ 男子結果】
◆さいたま大会
ジェイテクト 1-2 東海興業
NTT東日本 3-0 大同特殊鋼
日立情報通信エンジニアリング 3-0 金沢学院クラブ
◆山口大会
BIPROGY 3-0 豊田通商
トナミ運輸 3-0 トリッキーパンダース
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