プロ野球ドラフト会議(10月24日)の舞台ウラ―。運命の瞬間を迎えたスカウトの控え室にカメラが入った。
新本穂乃佳 アナウンサー
「わたしは今、リーガロイヤルホテル広島に来ています。こちらの会場では『特別潜入! 2024ドラフト会議~カープ スペシャルライブビューイング~』が行われています」
ドラフト会議のウラで行われていた、“スカウト陣の解説” 付きでドラフトを楽しめるカープスペシャルライブビューイング。▽スマートフォンの電源はオフ。そして、▽テーブルの上に出す―。“情報漏えい厳禁” の超厳重態勢で開かれました。
ドラフト会議の会場となったホテルでは…
広島カープ 新井貴浩 監督
「行ってきます」
このイベントではドラフト会場の控え室と中継がつながり、会議開始前から極秘情報がどんどん出てきました。
ドラフト会議 開始前
広島カープ 松本有史 スカウト(東海地区担当)
― 万が一、(1位公表の 宗山塁 が)はずれた場合の想定はどうなっていますでしょうか?
「青山学院大学の 佐々木泰 選手です」
― これは言ってもいい?
「本当は言っちゃいけないと思うんですけど(笑)、はい。今日は特別」
宗山塁(1位 事前公表)くじの瞬間
ときにはスカウトとともに結果に一喜一憂しながらドラフトを見守ったり、指名の直後、指名した選手へ電話で報告する瞬間など、ふだん絶対に表に出ることのないスカウトのウラ側をお届けしました。
ドラフト会議 終了後
広島カープ 新井貴浩 監督
― お疲れさまでした。
「ありがとうございました」
― ドラフト会議が始まる前から広島の参加者と手に汗を握りながら見ましたが、どんなドラフトだったでしょうか?
「いいドラフトだったと思います。ほっとしています」
◇ ◇ ◇
青山高治 キャスター
へえー。すごいイベント。
田村友里 キャスター
こんなウラ側、見てもいいんですか?
石田充 アナウンサー
ファンがいっしょになってリアルタイムで行われていたんです。
RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
おれ、電話かかってきたっけ? いただいたんでしょうね。
石田充 アナウンサー
ああやって、はずれたときにはこういう戦略で行くという、表に出ない映像を一部、ご覧いただいたんですが、気になりますよね。まだ映像がありまして、この模様は年末、特番としてRCCで放送しようと思っています。
青山高治 キャスター
ウラ側でどんな会話がされていたとか…
田村友里 キャスター
それは気になる。でも、あれをリアルタイムで聞いているのは、確かにスマホの電源を切らないとダメですね。漏えいしたらまずい、まずい。
石田充 アナウンサー
「青学、カープはずしたら行くぞ」みたいなのがバレたらたいへん。
青山高治 キャスター
「佐々木泰、佐々木泰!」って…
石田充 アナウンサー
さて、こうやってドラフトが終わるということは、今、カープに在籍している選手にとってはライバルが入ってくることですから。この秋、たいへんな時季です。
天谷宗一郎 さん
そうですけど、この秋が、すごく大事なんです。わたしも充実した秋、自信をつけた秋って、次の年にけっこう自信を持って臨めて、いい数字が出るので、何かをつかんでもらえる実りの秋にしてもらいたいなと思います。
石田充 アナウンサー
カープの秋の日南キャンプは、週明け11月4日(月)からスタートします。
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)
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