3年連続22回目の花園出場をめざす名護と、7年ぶり16回目の聖地奪還を誓うコザ。伝統校同士の対決となった全国高校ラグビー県予選は、名護がコザを圧倒し3連覇を達成。22度目の花園への切符を掴みました。

新チームとなって接戦を展開してきた両チーム。

最初に流れを掴んだのは、えんじ色のユニフォームの名護。強力なフォワード陣がコザ陣内に迫ると…

▽前半3分・実況 「ここは力強さがある、ボールを持って、8番・仲村渠がトライを奪いました!」

名護はコンバージョンキックも決めて7点を奪います。

試合は名護ペースで進みますが、前半中盤には名護からファールを奪ったコザがペナルティキックを選択。しかしボールはバーの左に逸れ、コザは得点を奪えません。

わずかなチャンスも逃がさない名護は、コザのラインアウトから素早い反応を見せた9番・石嶺 結翔がそのままトライを決め、名護リードで前半を折り返します。

後半は、得点したいコザに対し、パワーを武器に、自陣の守りを固める名護。

▽後半6分・実況 「…ここも前で止める!」

名護は圧倒的な力を見せ、コザから追加点を奪っていきます。

▽後半12分・実況 「…仲村渠がトライを決めました、2本目!」

攻撃の手を緩めない名護は次々とトライを決め、最後は、仲村渠の3本目のトライで勝負あり。

コザを無得点におさえ、35-0で3連覇を達成した名護が、22度目の花園切符をつかみました。

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