三木新体制で挑む来シーズンへ向け、10月30日から秋季キャンプがスタートした楽天。選手たちは初日から精力的に汗を流しました。
楽天モバイルパークで始まった秋季キャンプ。練習前には三木監督から選手たちへ訓示が行われました。
楽天 三木肇監督
「うまい下手ではなく苦手な練習でも頑張れているか。そのことが来年に絶対つながっていくという思いでやってほしいという2点。そこに意図と意思をしっかり持ってやるようにしてください」
若手を中心に29人が参加する今年のテーマは…
楽天 三木肇監督
「鍛錬です。野球の技術も強化、トレーニング。特にランニングのところを含めて強くなるためにどうしていくかということで、一言でテーマは鍛錬です」
心技体、全てにおいて鍛錬を積むこと。秋季キャンプだからこそできる「投げ込み、振り込み、走り込み」に時間を割き、より“強い”選手を目指します。
初日の30日、野手はウォーミングアップの後シートノックで入念に守備練習。その後はグループに分かれてバッティング練習を行いました。
投手陣では初めて秋季キャンプに臨むプロ1年目の古謝投手がランニングやキャッチボールなどで精力的に汗を流しました。古謝投手は今シーズン、ルーキーながら先発として5勝をマーク。一方で夏場にかけ体力が低下し、課題を痛感したといいます。
楽天 古謝樹投手
「きつい練習はやっていかないと結果は出ないと思うので、投げ込みや走り込みをしっかり重点的にやって、来シーズンに向けて万全な状態で仕上げていきたいなと思っています」
約5時間におよぶ練習で幕を開けた秋季キャンプ。三木新体制のもと、12年ぶりの日本一へ厳しい競争が始まります。
楽天 三木肇監督
「来年に向けて若い力というものは必ずチームにとって大きな力になってきますので、実りあるというかしっかり内容、意味のある時間をしっかり過ごしたいと思います」
秋季キャンプは11月14日まで行われ、来週月曜日(11月4日)には紅白戦も予定されています。
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