来年春のセンバツ甲子園出場を目指す、高校野球の秋季九州大会。降雨による継続試合となっていた準々決勝は、沖縄尚学が5-0で鹿児島実業を下し、2年ぶりのセンバツ甲子園出場に大きく前進しました。

来年春のセンバツ出場へ、ひとつの目安となるベスト4をかけた準々決勝。

29日、雨で中断していた試合は、3-0とリードする沖縄尚学の攻撃、8回裏・2死3塁の場面から再開されました。

直後、四球で3塁1塁として、2番の宮城泰成が右中間を深々と破る一撃。2点を追加しリードを広げると、9回の守りでは前日に続いてマウンドに立った末吉良丞が
鹿児島実業の反撃を封じ、ゲームセット。

鹿実打線を完封した沖尚の左腕・末吉

2年ぶりのセンバツ甲子園出場へ大きく前進しました。

▽沖縄尚学 眞喜志拓斗 主将
「目指してきたベスト4。甲子園に出場するだけじゃなく、甲子園で勝つことを目標にやってきているので、全国という舞台で自分たちの力を発揮できるように全員でやっていきたい」

これでベスト4には県勢2校が進出となり、エナジックスポーツとともに来年春のセンバツには沖縄から2校の出場が濃厚となりました。

準決勝はあさって11月1日、エナジックスポーツVS柳ヶ浦(大分)、沖縄尚学VS西日本短大付属(福岡)が対戦します。

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