■プロ野球 SMBC日本シリーズ2024 第3戦 ソフトバンク1ー4DeNA (29日 みずほPayPay)

ソフトバンクはDeNAに敗れ、2連勝で止まり2勝1敗となった。日本シリーズで自球団が持つ18年・広島との第3戦からの歴代連勝記録は14連勝で止まる。1ー1で迎えた5回、今季初救援の2番手・大津が先頭・桑原に決勝弾を浴びた。打線はDeNA・東に7回まで毎回安打を放ち10安打も初回の近藤のタイムリー1点に終わった。

ソフトバンクは4年ぶり21度目、DeNAは7年ぶり4度目の日本シリーズ進出。7回戦制で4勝を先に挙げたチームが日本一の頂点に立つ。

スチュワート・ジュニアは今季20試合に登板、9勝4敗、防御率1.95。前回の10月18日・CSファイナル第3戦・日本ハム戦に先発し5回を4安打2失点で勝ち投手。今季の交流戦、6月8日(横浜)では6回を3安打無失点も勝ち負けつかず。日本シリーズは初登板。

スチュワート・ジュニアは1回、先頭・桑原にライト線にツーベース、梶原の犠打、1死三塁に。内野は前進守備を敷かず牧の遊ゴロ間に1点を先制される。オースティンにツーベースも筒香を三飛に打ち取った。

スタメンは首位打者・近藤が5番DHで復帰。ダウンズが1番セカンド、柳田が2番、正木が7番レフト、周東は9番に入った。

DeNAの先発・東は10月12日・CSファースト初戦・阪神戦で4回の走塁の際に左太ももを肉離れ、4回まで投げ切り3安打無失点で降板、翌13日に登録抹消され、それ以来の登板。今季の交流戦、6月8日(横浜)では7回を7安打3失点で勝ち負けつかず。日本シリーズは初登板。

1回1死から柳田が遊内安打、栗原が右安打で1死一・二塁、山川の遊ゴロがファンブルし2死一・三塁とすると近藤が左中間にツーベースを運び1ー1の同点に追いつく。

スチュワート・ジュニアは3回、先頭・森敬に四球で二盗を決められる。桑原にも四球、無死一・二塁から梶原と牧を連続空振り三振、オースティンを見逃し三振に斬って取った。

直後の攻撃で1死から栗原が中安打も山川は遊ゴロ併殺打に打ち取られた。

スチュワート・ジュニアは4回、先頭・筒香に左中間にツーベース、宮崎に四球、佐野の投ゴロで1死二・三塁とするが戸柱を捕邪飛、森敬を空振り三振で2イニング連続でピンチを逃れた。

スチュワート・ジュニアは4回を69球、3安打、3四球、4奪三振の1失点(自責1)で降板。

5回は2番手で今季初救援の大津が先頭・桑原に左中間テラスにソロアーチを運ばれ勝ち越される。さらに梶原に二安打、牧とオースティンに連続四球で無死満塁の危機を招くと筒香にライトへの大飛球を柳田が好捕も犠飛となり1ー3となり大津はマウンドを降りた。

1死一・二塁で登板の3番手・岩井は宮崎を左飛、佐野に四球も戸柱を遊ゴロに抑えた。直後の攻撃で2死から柳田が右安打も栗原は空振り三振に終わる。

6回は4番手・前田純が森敬を空振り三振、桑原を遊ゴロ、梶原を中直と3人で退けた。

6回の攻撃は1死から近藤が中安打、今宮も中安打で一・二塁から正木は中飛、甲斐は捕邪飛に打ち取られた。7回も2死から柳田が中安打で初回から東に対して毎回安打も栗原は二ゴロに封じられる。

すると7回は5番手・杉山は先頭・宮崎に四球で代走・林、佐野を二飛も戸柱に右中間にタイムリーツーベースを弾き返され、4ー1となった。

打線は8回、DeNA2番手・伊勢に山川は遊ゴロ、近藤は12球粘り四球も桑原は中飛、代打・柳町は空振り三振に倒れた。

9回はDeNA守護神・森原に1死から周東が四球も代打・中村が三ゴロ、柳田は遊ゴロで得点を奪えず、10残塁となった。

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