夢の世界一を目指すメジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)。
メジャーリーグのワールドシリーズは、開幕戦から劇的な展開となりました。
メジャー7年目で、ついに夢のワールドシリーズの舞台に立った大谷選手。
チームの公式SNSでは、「It's Shotime.」とブラウンのジャケットで球場入りする大谷選手を紹介。
試合前の練習ではキャッチャーミットを使ってキャッチボールをし、ファンにボールをプレゼントするなどリラックスした様子を見せていました。
大谷選手はワールドシリーズも1番・指名打者で先発出場。
ニューヨーク・ヤンキースの先発は、昨シーズン、サイ・ヤング賞に輝いたエースのゲリット・コール投手(34)。
初の大舞台でも大谷選手は初球から狙っていましたが、ワールドシリーズ初打席は、センターフライに倒れました。
ドジャースは5回、ここまで抑えられていたコール投手をとらえました。
キケ・ヘルナンデス選手(33)がスリーベースヒットでチャンスを作ると、ライトへの当たりでホームに帰り、ドジャースが先制。
すると6回、すかさずヤンキースも反撃。
ポストシーズン5ホーマーと絶好調の4番、ジャンカルロ・スタントン選手(34)に一発を浴び、ヤンキースが一気に逆転しました。
追いかけるドジャースはその裏、チャンスで得点圏打率6割超えの大谷選手に打席が回りますが、きわどい判定も内野ゴロでランナーを帰すことができませんでした。
それでも、1点差のまま迎えた8回の第4打席。
あと少しでホームランという当たりがフェンス直撃のワールドシリーズ初ヒット。
大谷選手の気迫で一気に反撃ムードが漂いました。
するとムーキー・ベッツ選手(32)がきっちり犠牲フライ。
大谷選手がホームに帰り、ドジャースが終盤で試合を振り出しに戻しました。
試合はこのまま延長戦に突入。
すると10回表、ヤンキースが内野ゴロの間に勝ち越しに成功。
それでもベンチの大谷選手は次の攻撃に備え準備を進めました。
するとドジャースは10回裏、1アウト、ランナー1塁2塁とチャンスを作り、大谷選手が打席へ。
ここはファウルフライで、26日は1安打でした。
この後ドジャースはチャンスを広げ、満塁で3番、フレディ・フリーマン選手(35)が打席へ。
打った瞬間、大谷選手もベンチを飛び出した劇的な逆転サヨナラホームランで幕切れ。
ドジャースがワールドシリーズ初戦を制しました。
この勝利にファンは「あんなに劇的な勝ち方できて幸せです」と大盛り上がり。
ドジャースは、これで世界一まであと3勝。
27日の第2戦は山本由伸投手(26)が先発します。
ワールドシリーズ ドジャースVSヤンキース
フジテレビ系列で全試合生中継 朝9時~
※11月2日(土)は8時30分~
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