■NBA ティンバーウルブズーレイカーズ(日本時間23日、ロサンゼルス)
バスケットボール世界最高峰“NBA”が日本時間23日に開幕した。この日は八村塁(26)の所属するレイカーズの試合が行われ、ティンバーウルブズに110ー103(22ー23、33ー19、27-32、28-29)で勝利し、開幕戦を白星スタートさせた。八村は出場時間35分05秒、18得点、5リバウンド、2スティール、1ブロックをマーク。レギュラーシーズンは全30チームが82試合を約7か月間で争う。
八村はルーキーイヤー以来となる5年ぶりのスタメン出場でNBAの6シーズン目を迎えた。試合開始約40秒でアンソニー・デイビス(31)からパスを受けると3ポイントを成功させ、今季、チーム最初の得点。さらにダンクを決め、存在感を見せた。
第1Qを1点ビハインドで迎えた第2Qは最初のシュートを八村が決め逆転。さらにオフェンスリバウンドから、鮮やかなスピンムーブで徐々に点差を広げ前半を55-42で折り返した。
後半はティンバーウルブズの猛追で点差を縮められたが、5年ぶりの優勝を目指すレイカーズが振り切った。昨シーズン、1勝3敗と負け越した相手に勝利し、開幕戦を勝利で飾った。八村はアンソニー・デイビス36点に次ぐチーム2番目の18得点をマークした。
八村は開幕前の取材で「そろそろNBAの一番上のチャンピオンシップっていうところが見たいと思う」と優勝への思いが強い。さらに「僕がずっと夢に見ていた目標に向けてやっていきたいと思う」と意気込んでいる。
この日、レイカーズのレジェンド、レブロン・ジェームズ(39)と今季から加入した息子のブロニー・ジェームズ(20)が第2Q残り4分に同時にコートイン、NBA公式戦では初となる親子同時出場を果たした。会場のクリプトドットコム・アリーナは大歓声に包まれた。
開幕戦はもう1試合が行われ、昨シーズンの王者・ボストン・セルティックスが132対109でニューヨーク・ニックスに勝利。セルティックスはジェイソン・テイタム(26)が36得点をマークするなどニックスを終始圧倒した。
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