数々のドラマを生んできたプロ野球ドラフト会議―。広島カープが獲得できるのは即戦力か、それとも将来のチームの柱か。最近10年のカープが指名したドラフト1位選手の “運命の1日” を振り返ります。
2014年ドラフト1位 野間峻祥(中部学院大)
就任1年目の 緒方孝市 監督は、“機動力野球の後継者” を指名。
野間峻祥 選手
「菊池(涼介)選手も岐阜から行っていますし、自分もそういった選手に続いて1軍で活躍できるようにがんばっていきたいです」
2017年ドラフト1位 中村奨成(広陵高校)
緒方監督は、チームを優勝に導きながら、ドラフトでも勝負強さを発揮。2017年は広陵高校・中村奨成 を2球団競合の中、獲得。
2018年ドラフト1位 小園海斗(報徳学園高校)
翌2018年、さらに倍の4球団競合となりますが、小園海斗 選手(報徳学園高校)の交渉権を獲得します。緒方監督が「将来の主力」として期待した小園選手はことし、全試合にスタメン。来月は侍ジャパンとしての戦いも待っています。
2019年ドラフト1位 森下暢仁(明治大学)
佐々岡真司 監督は、“「18番」の後継者” を指名。
森下暢仁 投手
「みなさんに勇気を与えられるようなプレーをしていきたいなっていうふうに思っています」
2020年ドラフト1位 栗林良吏(トヨタ自動車)
翌年は、この男を一本釣り。
栗林良吏 選手
「広島東洋カープさんに評価していただいて、1位指名いただけたのはすごくうれしいと思っています。トヨタも同じ赤色のユニフォームなので、ユニフォームにはすぐなじめるのかなっていう、違和感もなく入れるのかなというのはあります」
2023年ドラフト1位 常廣羽也斗(青山学院大学)
去年、就任1年目の 新井貴浩 監督は、2球団競合の末、青山学院大学の 常廣羽也斗 投手の交渉権を獲得しました。
ドラマを生む運命の一日、ことしはどんな選手と赤い糸で結ばれるのか。注目のドラフト会議は24日(木)に開かれます。
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