石田充 アナウンサー
24日(木)に迫るプロ野球ドラフト会議、広島カープがいったい、どんな指名になるのか注目ですが、さっそく確認しておきたいことがあります。現状で来シーズン開幕前に野手が何歳なのか、一覧にしました。

広島カープ 2025シーズン開幕時の年齢

39 松山
36 會澤・秋山
35 田中・菊池
34 上本
33 堂林
32 磯村・野間

28 末包・大盛
27 石原貴・宇草・中村健
26 坂倉・矢野
25 中村奨
24 林・小園・羽月・久保・中村貴
23 持丸・韮澤・佐藤
22 二俣
21 髙木・田村
20 清水・内田
19 仲田

よく言われるのが、右バッター…。外野手でいうと20代の右バッターは、末包昇大 選手、中村健人 選手、中村奨成 選手、久保修 選手。24歳が登録上の外野手の右バッターの最年少になるわけなんです。

ドラフト会議で次に大卒で入ってくるのは、22歳。二俣翔一 選手も外野ができますが、この世代の大学生でカープが1位指名を公表したのが、矢野雅哉 選手や 小園海斗 選手と特長が似ている左バッターの内野手、宗山塁 選手(明治大)です。

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
そうですね。「20年に1人の逸材」といわれていますから。

石田充 アナウンサー
宗山選手にどんなルーツがあって、これだけのポテンシャルを身につけたのか、まとめています。

宗山塁(明治大) 広島カープ ドラフト1位指名を公言

10月11日、広島カープが、ドラフト1位を公言したのが、明治大学の宗山塁選手。広陵高校を経て明治大学に進学。去年、大学生ながら侍ジャパントップチームにも招聘されたアマチュアNo.1ショートです。

明治大学 宗山塁 選手
「難しい打球でもアウトにし切る力っていうのは、ショートというポジションで守る範囲も広いので、その中でしっかりアウトに取る力っていうのがあるところかなと思います」

その守備力を培ったのが、地元である広島・三次市の豊かな自然でした。

父 宗山伸吉 さん
「壁にボールを当てて跳ね返ってくるボールを取ったりとか。ここが石垣なんですけど、表面がデコボコなので跳ね返ってくるボールがまともに返ってこないんです。それで反応して遊んでいましたよね」

打っては高いミート力と、ここぞで一発が打てる長打力も持ち合わせています。

宗山塁 選手
「(長所は)いろんなボールに対してコンタクトしていけるところ。得意・不得意なく、ある程度いろんなボールに、まっすぐでも変化球でもいろんなコースにも対応していけるっていうところかなと思います」

複数球団競合が予想される、このドラフト会議の目玉に、広島カープの担当スカウトも能力を高く評価します。

広島カープ 尾形佳紀 スカウト
「やっぱりそうですね、スター性があるっていうか、全てのプレーにおいてやっぱり華がある選手なので…」

(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)

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