■プロ野球 セ・リーグCSファイナルステージ第5戦 巨人1ー0DeNA (20日 東京ドーム)

巨人はDeNAに3連敗後に2連勝、1勝のアドバンテージを含め3勝3敗とし4年ぶりの日本シリーズ進出に逆王手を掛けた。巨人は第6戦は勝つ引き分ければ日本シリーズ進出となる。0ー0で迎えた5回、先頭・中山がプロ4年目で初本塁打となる決勝ソロ・アーチをライトスタンドへ放った。先発・山﨑伊は7回途中6安打無失点、7回1死三塁のピンチで高梨が登板し門脇と岸田の好守備・好送球で無失点で切り抜けた。8回をバルドナード、9回を大勢が無失点に抑えた。21日の第6戦の予告先発は巨人・戸郷、DeNA・ケイと第1戦の両投手。

CSファイナルステージはリーグ優勝の巨人に1勝アドバンテージがあり6回戦制で先に4勝したチームが日本シリーズに進出する。巨人は0ー2、1ー2、1ー2で3連敗のあと、4ー1と初勝利を挙げていた。

先発・山﨑は今季は24試合に登板、2年連続2ケタ10勝(6敗)、防御率2.81。今季DeNA戦は4試合に登板、3勝0敗、防御率3.00。CSは自身初登板だった。

山﨑伊は1回1死から牧に中安打、佐野を空振り三振、オースティンに中安打で2死一・二塁とするが宮崎を投ゴロに打ち取る。

スタメンは前日と野手は同オーダー、1番レフト・オコエ、2番ショート・門脇、3番ライト・丸、4番ファースト・岡本和、5番センター・ヘルナンデス、6番サード・坂本、7番セカンド・中山、8番キャッチャー・岸田、9番ピッチャー・山﨑伊で臨んだ。

DeNAの先発・濱口は今季は11試合に登板、2勝4敗、防御率3.25。今季の巨人戦は1度、6月25日(新潟)では6回を4安打1失点で勝ち負けつかなかった。

1回、オコエは左飛、門脇は三飛、丸は四球も岡本和は中飛に打ち取られる。

2回の攻撃では1死から坂本が四球、中山が右安打で1死一・二塁とするが岸田は空振り三振、山﨑伊も空振り三振に倒れた。

山﨑伊は3回、先頭・濱口に左安打、梶原に右安打で無死一・二塁に。牧を中飛、佐野を遊ゴロ併殺打に打ち取りピンチを切り抜けた。

4回の攻撃で岡本和は見逃し三振、モンテスは空振り三振、坂本は中飛と中軸に快音が出ない。

山﨑伊は4回1死から戸柱に中安打、濱口の代打・フォードを三飛、梶原を二ゴロに仕留めた。

すると5回の攻撃でDeNA2番手・山﨑に先頭・中山がカウント1ー0から147キロ・ストレートを強振、ライトスタンド中段にプロ初アーチを叩き込み、1点を先制する。

直後の6回、山﨑伊は牧を左飛、佐野を遊ゴロ、オースティンを空振り三振と上位打線をキッチリと3人で退けた。

7回の攻撃でDeNA3番手・堀岡に先頭・門脇が四球も丸は一ゴロ併殺打、岡本和は中飛に終わった。

山﨑伊は7回、宮崎を空振り三振、桑原の左前安打をオコエが後逸し桑原は三塁まで進む(記録は三塁打)。

1死三塁、ここで代わった2番手・高梨が森敬に強烈な遊ゴロも門脇が好捕、門脇が本塁送球で桑原を封殺。2死一塁から岸田が森敬に二盗をストライク送球で刺し、好守を続け得点を与えない。

8回は3番手・バルドナードが先頭・戸柱に右安打で代走・林、代打・蝦名の三前バントを途中で三塁に入った増田大が二塁へ好送球し、三ゴロ併殺打を完成させピンチを切り抜ける。

9回は4番手・大勢が1死から佐野に足先に死球で代走・神里、オースティンに四球で1死一・二塁も宮崎を空振り三振、代打・筒香を中飛と後続を抑え無失点で締めた。

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