■プロ野球 セ・リーグCSファイナルステージ第4戦 巨人4ー1DeNA (19日 東京ドーム)

巨人はDeNAに3連敗で止めCSファイナルで初勝利、アドバンテージの1勝を含め2勝3敗とした。4年ぶり日本シリーズ進出には残り2戦で2連勝か1勝1分。1ー1で迎えた7回1死から坂本と中山の連打で一・三塁とすると岸田がセーフティスクイズを決め勝ち越し、さらにオースティンの悪送球もなどで2点を加えた。先発・井上が6回1安打1失点、救援陣の船迫、ケラー、バルドナード、大勢が無失点で抑えた。

CSファイナルステージはリーグ優勝の巨人に1勝アドバンテージがあり6回戦制で4勝したチームが日本シリーズに進出、巨人は0ー2、1ー2、1ー2で3連敗していた。

先発・井上温大は今季は25試合に登板し先発は15度、8勝5敗、防御率2.76。今季のDeNA戦は6試合に登板、2勝1敗、防御率2.55。CS登板は自身初だった。

井上は1回、梶原を左飛、牧を二ゴロ、佐野を一ゴロに打ち取る立ち上がり。

ヘルナンデスが左手首を負傷した8月11日・中日戦(バンテリン)以来の復帰、吉川はベンチ。スタメンは1番レフト・オコエ、2番ショート・門脇、3番ライト・丸、4番ファースト・岡本和、5番センター・ヘルナンデス、6番サード・坂本、7番セカンド・中山、8番キャッチャー・岸田、9番ピッチャー・井上のオーダーを組んだ。

DeNAの先発・ジャクソンは今季は25試合に登板、8勝7敗、防御率2.90。前回の10月13日CSファーストステージ第2戦・阪神戦(甲子園)は6回途中1失点で勝ち投手。今季の巨人戦は4試合に登板、1勝1敗、防御率2.19だった。

打線は1回、オコエは二飛、門脇は一邪飛、丸は右飛と三者凡退に終わる。2回は岡本和は三ゴロ、ヘルナンデスが右飛、坂本が左安打も中山は中飛に倒れた。

井上は2回をオースティン、宮崎、桑原を全てフライアウトに取り、3回は森敬、戸柱、ジャクソンを三者連続三振に抑える。

井上は4回も梶原、牧、佐野に出塁を許さずパーフェクト投球を見せた。すると4回の攻撃で先頭・門脇が四球、門脇がスタートを切り丸が中安打で無死一・三塁とすると岡本和の二ゴロ併殺打間で1点を先制する。

井上は5回もオースティン、宮崎、桑原を3人で退ける、だが6回1死から戸柱に初ヒットとなるソロアーチをライトスタンドへ突き刺さされ1ー1の同点に追いつかれる。

井上は6回を65球、1安打、無四死球、6奪三振の1失点で降板。

6回の攻撃は井上の代打・佐々木は三ゴロ、オコエは空振り三振。門脇が中安打、丸が右安打で2死一・三塁とするが岡本和は右邪飛に倒れ勝ち越せず。

7回は2番手・船迫が牧に中安打、佐野を左飛に打ち取る。1死一塁で代わった3番手・ケラーがオースティンと宮崎を連続空振り三振に斬って取った。

7回の攻撃で1死から坂本が中安打、続く中山が右安打、坂本が三塁まで激走し1死一・三塁とすると一塁走者は代走・増田大。ここで岸田が初球を投前にセーフティスクイズを決め、2ー1と勝ち越す。

さらにDeNA2番手・中川颯のかわりばなに増田大と岸田が重盗を決め1死二・三塁とすると代打・長野の一ゴロ間にオースティンの本塁へ悪送球、2者が生還し4ー1とリードを広げた。

8回は4番手・バルドナードは先頭・桑原に左安打も森敬を空振り三振、戸柱を見逃し三振、代打・フォードを一ゴロに封じた。

9回は5番手・守護神・大勢が1死から牧に四球、佐野に死球で代走・神里、1死一・二塁とするもオースティンと宮崎を連続空振り三振に取り締めた。

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