■MLB ナ・リーグ優勝決定シリーズ・第5戦 メッツ 12ー6 ドジャース(日本時間19日 ニューヨーク、シティ・フィールド)

ドジャースが同シリーズ第5戦でメッツに大量12失点で敗れ、対戦成績を3勝2敗とした。4年ぶりのリーグ優勝&ワールドシリーズ進出決定はお預けとなり、勝負は第6戦(21日)以降の本拠地決戦に持ち越しとなった。

大谷翔平(30)は4打数2安打(1四球)で4戦ぶりのマルチ安打も、後半2三振で本塁打&打点はなし。先発・J.フラハティ(29)は初回にいきなり3ランを被弾するなど、3回(75球)8失点の大乱調で降板した。

打線はA.パヘス(23)の2打席連続本塁打、M.ベッツ(32)の2戦連発となるポストシーズン4号などで反撃するが、前半の大量失点が響き完敗。

投手陣は、2番手・B.ハニーウェル(29)が4回に2つの死球を与えるなど4失点。そのまま8回途中まで4イニング2/3を投げ、最後は3番手のA.バンダ(31)で3投手による継投となった。

前日の試合後会見で「明日(リーグ優勝)決めたい」と話していた大谷だが、初回はライト前ヒットを放つも先制のホームを踏めず。2回は第2打席は四球。4回の第3打席は2死からこの試合2本目ヒットでその後満塁としたが、F.フリーマン(35)が見逃し三振に倒れた。

大谷は5回の第4打席は直前で代わった3番手のR.スタネックを相手に、カウント2-2から空振り三振。8回の第5打席は守護神E.ディアスを相手に、1死走者なしで159キロのストレートにバットが空を切った。

同シリーズ、ドジャースは4戦で9失点と安定した投手陣もこの日は12失点。前日10得点の打線が6得点を挙げて反撃も及ばず、後がないメッツが意地をみせた。

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