■MLB リーグ優勝決定シリーズ・第4戦 メッツードジャース(日本時間18日、シティ・フィールド)

ドジャース・大谷翔平(30)がリーグ優勝決定シリーズ第4戦、敵地でのメッツ戦に「1番・DH」で出場し、1回の第1打席に2試合連続となるポストシーズン3号を放った。

メッツの先発は左腕J.キンターナで、21年にエンゼルスに所属。大谷は元同僚を相手に、2球目のシンカーを振り抜くと、打球は勢いよくライトスタンドへ吸い込まれた。敵地スタジアムは大ブーイングを浴びせるも、いきなりの一発に騒然となった。

ドジャースは優勝決定シリーズ(7回戦制)、3戦まで終え2勝1敗。この日は山本由伸(26)が先発し、地区シリーズ突破を決めたパドレス戦(12日)以来のPS2勝目を狙う。

前日は8回の第5打席で7試合ぶりとなるダメ押しの3ランをマークし、チームの快勝に貢献。ポストシーズンでは、無走者の打席で25打席連続ノーヒットと沈黙が続いていたが、この日は初回から豪快な本塁打を放ち、さっそく山本を援護した。

2戦連発でPS3号の大谷は、日本人選手としては通算でカージナルスの田口壮を抜き、松井秀喜氏の10本に続く単独2位に浮上した。

【日本人選手のポストシーズン通算本塁打】
1位 松井秀喜(ヤンキース) 10本
2位 大谷翔平(ドジャース) 3本
3位 田口壮(カージナルス) 2本
4位 井口資仁(ホワイトソックス)1本
   松井稼頭央(ロッキーズ)
   岩村明憲(レイズ)
   イチロー(ヤンキース)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。