バスケットボールBリーグが17日、都内で2026⁻27シーズンから開幕する新トップカテゴリー「Bプレミア」に参戦するライセンスを獲得したクラブを発表した。

現在はB1リーグからB3リーグにクラス分けされており、シーズンの競技成績によって昇格や降格がある。それを2026年秋開幕から競技成績による昇降格制度を廃止し、バスケの実力だけではなく「社会性」「経営力」「強化」を軸に事業規模などによってカテゴリーを構成する。この改革をBリーグ島田慎二チェアマンは「B革新」と名づけ「未来の子供たちにより良い社会を、バスケットを通して紡いでいきたいという、そんな未来のため」と語った。

平均入場者数4,000人以上、売上が12億円以上、5,000席以上のアリーナを所有していることなど厳しい審査をクリアした22クラブがトップカテゴリーに当たる「Bプレミア」への参入を決めた。

島田チェアマンは会見で、クラブに期待していることを聞かれると「ここで満足することなく、もっともっと大きくなって、世界でも存在感のあるリーグになって欲しい。そこの高い視座を持ってみんなで取り組んでいければなというふうに思ってます。期待というよりは、一緒に戦っていきたいと思います」と熱い思いを語った。

今年12月には最終第4次審査で合格したクラブが発表され「Bプレミア」に参戦する全クラブが出揃う。

■今回ライセンスが交付された22チーム ( )は現所属リーグ

【1次審査での合格】計5クラブ
・宇都宮ブレックス(B1)
・千葉ジェッツ(B1)
・アルバルク東京(B1)
・川崎ブレイブサンダース(B1)
・琉球ゴールデンキングス(B1)

【2次審査での合格】計12クラブ
・レバンガ北海道(B1)
・仙台89ERS(B1)
・群馬クレインサンダーズ(B1)
・アルティーリ千葉(B2)
・サンロッカーズ渋谷(B1)
・横浜ビー・コルセアーズ(B1)
・信州ブレイブウォリアーズ(B2)
・三遠ネオフェニックス(B1)
・名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(B1)
・島根スサノオマジック(B1)
・広島ドラゴンフライズ(B1)
・佐賀バルーナーズ(B1)

【3次審査での合格】計5クラブ
・富山グラウジーズ(B2)
・シーホース三河(B1)
・滋賀レイクス(B1)
・神戸ストークス(B2)
・長崎ヴェルカ(B1)         


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。