■プロ野球 パ・リーグCSファーストステージ第3戦 日本ハム5ー2ロッテ (14日 エスコンF)
ロッテは逆転負けで2連敗、2年連続となるCSファイナル進出はならなかった。2回に友杉のスクイズと荻野の犠飛で2点を先制。だが先発・種市が3回に清宮に2点タイムリーを浴び、7回2死一・二塁から水野に決勝のタイムリースリーベースを許した。打線は3回以降はわずか2安打に終わった。
第1戦は先発・佐々木朗希が8回を5安打9奪三振無失点の快投を見せると、打線は中村奨とポランコがソロ・アーチを放ち2ー0の完封勝利で先勝。第2戦はスタメンに抜擢した安田と角中のソロ本塁打で2点を先制するも9回1死から益田が万波に同点弾を浴びると、延長10回に澤村が淺間にサヨナラ打を浴び2ー3で1勝1敗のタイとなっていた。
スタメンは1番ライト・荻野、2番セカンド・藤岡、3番レフト・角中、4番ファースト・ソト、5番DH・ポランコ、6番キャッチャー・佐藤、7番サード・中村奨、8番ショート・友杉、9番センター・藤原のオーダーを組んだ。
日本ハムの先発・北山は今季ロッテ戦は2度目、前回の4月20日(エスコンF)は9回を4安打無失点で自身初の完封勝利を挙げている。
1回、荻野は三邪飛、藤岡は空振り三振、角中は四球もソトは空振り三振に倒れた。
先発・種市は今季23試合に登板、1勝2敗、防御率3.05。今季の日本ハム戦は3試合に登板、1勝2敗、防御率9.00は対戦球団別で最も相性が悪い。
種市は1回、松本剛に中安打、さらに二盗を決められる。無死二塁から淺間を空振り三振、清宮を二ゴロ、レイエスを遊ゴロに打ち取る立ち上がり。
2回の攻撃で1死から佐藤が右中間にツーベース、中村奨が左安打で1死一・三塁の好機を作る。友杉がカウント1ー0から投前にセーフティスクイズを決め1点を先制、友杉のスクイズは一内安打となり1死一・二塁に。
続く藤原がレフトへヒットを流し打ち1死満塁とすると荻野がセンターへ犠飛を打ち上げ、2ー0とした。
種市は2回、先頭・万波に中安打も郡司を遊ゴロ併殺打、上川畑を一ゴロに抑える。
だが種市は3回1死から水野に右安打、松本剛に四球、さらに佐藤の捕逸で1死二・三塁とすると淺間を見逃し三振も清宮にライトへタイムリーを飛ばされ、2ー2の同点に追いつかれた。
4回の攻撃は1死から友杉が左安打も藤原は続けず、5回は2死から角中が四球もソトは代わった日本ハム2番手・田中正に空振り三振に倒れた。
種市は4回から立ち直り、6回まで3イニングで一人の走者も出さずパーフェクトに抑える。
7回の攻撃は1死から藤原が中安打も荻野は空振り三振、藤岡は遊飛に倒れた。
すると種市は7回、先頭・万波に四球、郡司の投前バントを種市が二塁に悪送球。無死一・二塁となり上川畑のバントが捕ゴロ併殺打となり2死二塁とピンチを脱したかと思われた。
だが田宮に四球で2死一・二塁とすると水野にフルカウントから右中間に2点タイムリースリーベースを弾き返され、2ー4と勝ち勝ち越しを許した。
種市は7回を111球、5安打、3四球、6奪三振の4失点(自責3)で降板。
直後、8回の攻撃は日本ハム4番手・池田に代打・石川慎は二ゴロ、ソトは空振り三振、ポランコは遊ゴロと中軸で走者を出せない。
8回は2番手・横山が1死から清宮に右安打、清宮に二盗に佐藤の悪送球で1死三塁に。レイエスを空振り三振も万波にレフトへタイムリー打ち返され、2ー5となった。
9回の攻撃も三者凡退に終わった。
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