明治安田Ｊリーグで、愛媛のプロサッカーチーム・Ｊ３のＦＣ今治はアウェーで６日に３位のカターレ富山と直接対決に臨み、引き分けで自動昇格圏の２位をキープしています。Ｊ２の愛媛ＦＣは６日、アウェーで栃木SCと引き分けて５連敗から脱出しました。順位は１６位のままです。
ＦＣ今治にとって富山との直接対決は、負ければ勝ち点が並び得失点差で順位が入れ替わる負けられない一戦。今治は前半、ドリブルで前線に駆け上がってきた弓場、Ｕ－１９日本代表として９月のアジアカップ予選に出場した横山ら、若い選手がシュートを放ち、相手ゴールを脅かしました。後半に入っても一進一退の展開に。エース・マルクスヴィニシウスがシュートを放ったもののゴールの枠外へ。またＤＦ竹内がゴール前の混戦状態からヘディングを放ったもののオフサイドになりました。Ｊ２昇格を狙うライバル対決はお互いに１点が遠く０－０のスコアレスドロー。勝ち点１を分け合いました。
今治は勝ち点５７で自動昇格圏の２位をキープ。リーグ戦は残り７試合です。次節はホームで１８位のＹＳＣＣ横浜と対戦します。
Ｊ２で１６位の愛媛ＦＣも６日、アウェーで降格圏の１８位・栃木ＳＣと直接対決。
栃木との勝ち点差は残り５試合で８。５連敗しているなか、Ｊ２生き残りをかけた一戦でした。
愛媛は前半、栃木のホームの歓声を受けた攻勢に押されたものの０対０。しかし後半１０分に先制点を奪われ嫌なムードに。この空気を振り払ったのは途中交代の２人の選手。曽根田のクロスを石渡が蹴り込み、Ｊ初めてのゴールで同点に追いつきました。
愛媛ＦＣは連敗を５で止め、残留に向けて大きな勝ち点１をつかみました。
石渡ネルソン選手：
「こういう難しいゲームを変えられるのは交代選手だと思う。出場したら絶対やってやると思っていたし結果が出てよかった」
愛媛ＦＣは勝ち点３９で１６位のまま。残りは４試合で、残留に向け勝ち点を積み上げたいところです。次節は１９日にアウェーで１９位の鹿児島ユナイテッドＦＣと対戦します。
ＦＣ今治は１２日・土曜日にホームで１８位のＹＳＣＣ横浜と対戦します。
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