■プロ野球 DeNA 1-3 阪神(3日・横浜スタジアム)

DeNAは阪神に敗れ2連敗を喫した。試合は先発・ケイ(29)が4番・大山悠輔(29)に適時二塁打を浴びるなど3失点。7回裏、敵失の間に1点を返すもその後反撃及ばず。

前日の試合では先発・石田裕太郎(22)が6回4失点。打線は4番・オースティン(33)に第25号ソロ本塁打、代打・筒香嘉智(32)に犠飛が飛び出し2点を返すも追いつくことができず。しかし広島の敗戦もあり、球団初となる3年連続でのCS進出が決まった。

この試合の先発・ケイは試合前まで6勝8敗、防御率3.42をマーク。前回登板となった9月26日の巨人戦(横浜スタジアム)では2回途中6失点で敗戦。今回の登板が今季24試合目の登板となった。

ケイの立ち上がりは先頭の近本光司(29)を三ゴロ。2番・中野拓夢(28)に中安打を放たれると3番・森下翔太(24)に死球を与え1死一、二塁に。走者を背負うも4番・大山を中飛、5番・佐藤輝明(25)から空振り三振を奪い得点を与えず。

打線はその裏、阪神の先発・大竹耕太郎(29)に対し先頭の梶原昂希(25)が左飛、2番・牧秀悟(26)が右飛に。2死を奪われると3番・佐野恵太(29)は一ゴロに打ち取られ三者凡退に倒れた。

試合が動いたのは中盤5回表、ここまで粘投していたケイは1番・近本に四球、2番・中野に右安打を放たれ走者を背負うと3番・森下の打球を途中出場でサード守っていた京田陽太(30)がファンブル。すると無死満塁のピンチで迎えた4番・大山にライトへの適時二塁打を浴び2点の先制を許した。さらに5番・佐藤輝にライトへの犠飛を放たれ3点目を失った。

6回表は2番手・上茶谷大河(28)がマウンドに上がると走者を背負うも無失点に。3点を追う展開となった打線は6回裏、2死走者無しから2番・牧が左安打、途中出場の3番・蝦名達夫(27)が四球で繋ぎ得点の好機を作るも4番・オースティンは右飛に倒れ無得点。

上茶谷が2イニング目となる7回表も抑え直後の7回裏、この回先頭の5番・京田が中安打で出塁するとその後2死二塁から代打・筒香嘉智(32)の打球をレフトを守る前川右京(21)が落球。京田は本塁へ帰り1点を返した。

8回表は3番手・中川颯(25)、9回表は4番手・堀岡隼人(26)が無失点に。しかし打線は9回裏、阪神の5番手・石井大智(27)に対し無得点に倒れ試合終了。横浜スタジアム最終戦も黒星となった。

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