■MLB ナショナルズ 1ー4 ドジャース(日本時間24日、ワシントンDC、ナショナルズ・パーク)

ドジャース・大谷翔平(29)が24日(日本時間)、敵地でのナショナルズ戦に「2番・DH」で先発出場し、9回の第5打席で今季2度目の2試合連続となる6号本塁打を放った。

試合前にD.ロバーツ監督(51)は大谷について「危険だ、とても危険だ。 彼がバットを振ればいつでも試合を変えることができるんだ。 ストライクゾーンの規律がさらに厳しくなっている。 もっと怖くなる。 とても危険だ」と話していた。

そして、この試合の9回にはナショナルズ6人目M.バーンズ(33)の甘く入ってきたスプリットを完璧に捉えて、飛距離137m、打球速度191キロ、角度25度、“確信歩き”で今季最長で最速の完璧なアーチを描いた。

このホームランにロバーツ監督は「(ヤンキースの)スタントンやジャッジのようだったね。あんなボールを打つような選手は数人しかいないんだ。2階席にまで届くトップスピンがかかったライナーの当たりだった。そんなことができる選手は本当にいないんだ。ショウヘイはストライクゾーンのコントロールについて話したことがあるんだけど、彼がそれができるとアウトにするのが難しくなる」と絶賛。「あのバットに稲妻が走ったんだ。今日話したようにバットに当てれば、彼は試合を変えることができる」と大谷の打球の衝撃を口にし、試合前のコメントが的中した事を話した。

そして、ロバーツ監督が持っているドジャースでの日本生まれ最多本塁打7本の記録にあと1本と迫ったことに「王冠の受け渡しをしないといけないね」と笑顔で答えていた。

衝撃的な打撃を目の前で目撃したJ.アウトマン(26)は「あんな打球を見たことがない。巡航ミサイルのようだった」と驚き、ベテランのM.ロハス(35)は「史上最高の選手」と賛辞を送っていた。

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