サッカーJ2・モンテディオ山形は、13日(土)、アウェイでベガルタ仙台との「みちのくダービー」に臨む。
今シーズン仙台から完全移籍で加入した氣田亮真選手に話を聞きながら、ダービーに向け士気を高めていきたい。
※生出演1/2から続く
■4/13(土)みちのくダービーに向け選手・監督の意気込み■
10日、チームはみちのくダービーに向けての練習を公開した。
(白田)
ほかのチームとの対戦前の練習と、みちのくダービー前とでは、雰囲気は何か違うんですか?
(氣田選手)
そこまで大きく変わらないと思いますけど。みんな、一人ひとりがダービーに向けて気合が入っているかな…というのはあると思います。
マスコミも多く、まさに注目の一戦となっている。
練習後、氣田選手と同じく、仙台から移籍したミッドフィルダー・加藤千尋選手、そして、6シーズン仙台を指揮していた渡邉晋監督にダービーへの意気込みを聞いた。
(MF17・加藤千尋選手)
ブーイングを言われる覚悟の上で山形に移籍してきたので、言われて当然だろうし、それをエネルギーに変えて試合で結果を出したい。ここから順位を上げていくには、ダービーは本当に大事な一戦になると思うので、チーム一丸となって絶対勝ちに行きたいと思います。
(渡邉晋監督)
これまでの歴史とかを考えると、負けるわけにはいかない相手と十二分に認識している。チャンスの数は我々がアクションを起こしさえすれば、作っていけると思っています。焦れずに我慢強く攻撃し続ける、そういうものが必要になってくると思います。
(白田)
2人の言葉を聞いて、いかがですか?
(氣田選手)
監督は冷静かな…と。千尋は僕と同じように気合が入っていると思います。
みちのくダービーは、応援する側にとっても、負けられない特別な戦いだ。山形・仙台のサポーターにも話を聞いた。
(川西町から)
倒して当たり前の存在。仙台を倒さずに昇格はありえないと思う。絶対に勝って昇格したい。
(寒河江市から)
去年、仙台にユアスタで負けてから山形は5勝している。まずは勝って、一気に仙台を抜き、優勝まで駆け上がってほしい。
(白鷹町から)
私たちサポーターを沸かせてくれるような熱いプレーに期待しています。氣田ちゃん、がんばれ~!
(仙台サポーター)
「山形に負けると、1週間くらい立ち直れないくらいのいいライバルだと思っている」
「自分の高みを目指して移籍した氣田くんを応援しつつ、絶対に負けません」
「氣田亮真選手、山形でも元気で強くなっていってね」
(白田)
最後はエールでしたね。サポーターの声を聞いて、いかがでしたか?
(氣田選手)
ありがたいですね、本当に。今でも応援し続けてくれているのは、ありがたいです。
今シーズンのダービーは、現在の順位を見ても、負けられない戦いとなる。
山形は4勝1分4敗の勝ち点13、11位。そして、仙台は3勝5分1敗の勝ち点14で8位。
山形との勝ち点差は「1」。山形が次のダービーに勝つと、一気に6位以内が見えてくるという状況。
(白田)
仙台は開幕から“7試合負けなし”で、ここまで1敗しかしていない。今シーズンの仙台の印象はどうですか?
(氣田選手)
仙台には、素晴らしく高いポテンシャルを持った選手がたくさんいるので、今年はそこにチーム力が加わり、いいスタートを切れているのかなと思います。
(白田)
失点数はリーグ最少ということで、守備が堅い仙台に対して、山形はどんなサッカーを展開していきますか?
(氣田選手)
とにかく自分たちの攻撃力でそこを突破して、ゴールをねらい続けたいなと思います。
非常に楽しみな今シーズン最初のみちのくダービーは13日(土)、アウェイ・ユアテックスタジアム仙台で午後2時キックオフ。試合の模様は、さくらんぼテレビで生中継する。
(白田)
最後に改めて、みちのくダービーへの意気込み・サポーターへのメッセージをお願いします。
(氣田選手)
次の試合、とても大事なゲームになると思います。アウェイですけど、たくさんの方に応援に来ていただけると、僕たちも力強いです。ぜひ一緒に戦ってください。よろしくお願いします。
(白田)
氣田選手のゴールで勝ったら、仙台に与えるインパクトは相当なものがありますよね。
(氣田選手)
そうですね。とにかく自分が決めたいです。
氣田選手、ありがとうございました。
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