明治安田サッカーJ3・FC今治は10日、アウェーで試合に挑み5試合ぶりに勝利しました。
4位のFC今治は4試合勝利がないなか、19位のテゲバジャーロ宮崎と対戦。前半5分、右サイドでパスを受けたマルクスヴィニシウスが得意の左足をコンパクトに振り抜き、欲しかった先制点を奪います。このまま主導権を握りたい展開の11分、宮崎にクロスから1タッチでゴールを奪われ同点に追いつかれます。この嫌な空気を変えたのは26分、フリーキックをマルクスヴィニシウスが折り返し阪野が頭で方向を変え、最後は日野がヘディングでゴールを奪いました。
日野友貴選手:
「狙い通りのセットプレーだったので、自分は折り返したところを狙っていたので、いいボールが来たのであとは当てるだけでした」
J初先発の起用に応える新加入・日野は2試合連続のゴール。今治が2対1と勝ち越しました。また35分は、相手にゴールに迫られ放たれたシュートをキーパー伊藤がビッグセーブ。勝利に向けて守備陣も奮闘しました。
後半は今治が引き続きペースを握り、何度か大きなチャンスをつかんだものの、最後のシュートの精度を欠き、追加点を奪えませんでした。試合はゴールラッシュとはならなかったものの、今治がチーム全員が最後まで集中した守備を見せ、2対1で逃げ切り5試合ぶりに勝利。順位は4位をキープしています。
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