■大相撲秋場所・12日目(19日、両国国技館)
関脇・大の里(24、二所ノ関)が、東前頭7枚目の若隆景(29、荒汐)に敗れ、今場所初黒星。初日から続いた連勝は「11」で止まった。
2度目の優勝&史上最速での大関昇進を目指す大の里は、大関昇進の目安とされる“直近3場所33勝”の到達はお預けに。2敗勢は関脇・霧島(28、音羽山)、高安(34、田子ノ浦、前頭15)が2敗を守り「1差」で追走。錦木(34、伊勢ノ海、前頭13)は大栄翔に敗れ3敗に後退した。
前日は物言いの末、琴勝峰を押し出しで破り33勝到達に王手をかけた大の里。この日は初顔合わせとなった若隆景に対し、立ち合い諸手突きで土俵際に追い込むが、若隆景がもろ差しで踏みとどまる。大の里は上手を切ってはたき込み、再び土俵際に迫るが、最後は逆転で寄り切られた。
大の里は明日13日目は大関・琴櫻(26、佐渡ヶ嶽)と対戦する。
【大相撲秋場所V争い】※12日目終了時点
1敗)大の里
2敗)霧島、高安
3敗)若隆景、錦木
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