■プロ野球 巨人 2-2 DeNA(延長12回)(18日・東京ドーム)

DeNAは巨人に延長12回の末引き分け。3位・広島とは0.5ゲーム差となった。試合は1点を追う6回表、2番・牧秀悟(26)の第22号ソロ本塁打で1ー1に。8回表には押し出し四球で勝ち越しに成功するも直後の8回裏、再び同点に追いつかれた。延長戦に入るも両チーム譲らず、2-2で試合を終えた。

DeNAは試合前まで64勝61敗2分けで貯金は3。首位・巨人とは6ゲーム差、2位・阪神とは4ゲーム差、3位・広島とは1ゲーム差。この日から巨人とのカード2連戦が始まり、初戦の先発マウンドにはジャクソン(28)が上がった。ジャクソンはここまで6勝7敗、防御率3.18をマーク。前回登板となった11日の阪神戦(甲子園)では6回途中3失点で勝ち負けはつかず。今回の登板が今季23試合目となった。

打線は1回、巨人の先発・グリフィン(29)に対し先頭の梶原昂希(24)が三邪飛、2番・牧が一邪飛と2死を奪われると3番・佐野恵太(29)は遊ゴロに打ち取られ三者凡退に終わった。

その裏、ジャクソンの立ち上がりは先頭の丸佳浩(35)にライトスタンドへのソロ本塁打を浴びいきなり先制点を与えた。しかし続く2番・坂本勇人(35)を右飛、3番・吉川尚輝(29)を中飛、4番・岡本和真(28)を中飛と打ち取り追加点を与えず。

1点を追う打線は試合前半5回まで無得点に終わるも後半に入った6回表、1死走者無しから2番・牧がレフトスタンドへのソロ本塁打を放ち同点に追いついた。

直後の6回裏、4番・岡本和に中安打、6番・モンテス(27)の遊ゴロをセカンドを守る牧が捕球ミスするなど2死満塁のピンチを作るとジャクソンは降板。2番手でウィック(31)が登板すると迎えた代打・大城卓三(31)を二ゴロに打ち取り無失点に抑えた。

1ー1の同点で8回表、巨人の3番手・バルドナード(31)に対しこの回先頭の代打・蝦名達夫(26)が左安打を放ち出塁。続く1番・梶原はセーフティバントを決め、無死一、二塁のチャンスを作った。2番・牧は遊直、3番・佐野は一邪飛に倒れ2死となるも4番・オースティンは四球を選択し満塁で迎えた5番・宮﨑敏郎(35)も四球。押し出しで勝ち越しに成功した。

1点リードに変わり直後の8回裏は3番手・ウェンデルケン(31)がマウンドに上がると先頭の4番・岡本和に四球、5番・浅野翔吾(19)に左安打を放たれ無死一、二塁に。途中出場の6番・オコエ瑠偉(27)に送りバントを決められ1死二、三塁となり迎えた7番・岸田行倫(27)の二ゴロの間に三塁走者が生還。再び同点となり試合は振り出しとなった。続く8番・門脇誠(23)に四球を与えたところでウェンデルケンは降板、4番手・伊勢大夢(26)がマウンドに上がると代打・長野久義(39)から空振り三振を奪い勝ち越しを許さなかった。

9回表、巨人の5番手・大勢(25)に対し1死走者無しから8番・森敬斗(22)が中安打を放つも後続が続かず無得点に倒れた。その裏、伊勢が2イニング目のマウンドに上がると2つの三振を奪うなど好投を見せ試合は延長戦へ。

10回表、巨人の6番手・泉圭輔(27)に対し2番・牧から始まる打線も無得点に倒れた。10回裏、5番手・森原康平(32)が登板すると4番・岡本和を遊直、5番・浅野、6番・オコエを空振り三振に抑えた。

11回表、巨人の7番手・平内龍太(26)に対しこの回も得点することができず、11回裏も森原は2イニング目のマウンドに上がった。2死走者無しから代打・中山礼都(22)に左二塁打を放たれるなど2死一、二塁と走者を背負うも2番・坂本を中飛に打ち取った。

12回表、巨人の8番手・高梨雄平(32)に対し8番・森が見逃し三振、9番・蝦名は二ゴロ。1番・梶原は空振り三振に倒れ無得点。その裏、6番手・中川颯(25)がマウンドに上がると2死三塁と走者を背負うも粘りの投球を見せ得点を与えず、引き分けとなった。

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