新リーグで開幕を迎えたハンドボールのイズミメイプルレッズ広島。地元開幕戦を逆転勝利で飾りました。
9月14日(土)イズミメイプルレッズ広島 vs. 熊本BP(広島サンプラザ)
試合会場の広島サンプラザには、グッズやファンサービスのブースが設けられ、「リーグH」としてエンターテインメント要素の取り組みも充実させます。始球式には自転車ロードレースのヴィクトワール広島が登場するなど、アリーナに彩を添えました。
赤のメイプルレッズは、キャプテン・三橋未来 を欠きますが、日本代表経験のある 近藤万春 の攻撃を軸に13対13の同点で前半を終えます。
しかし、後半、熊本が積極的な攻撃で3点のリードを奪い、流れをつかみます。ただ、ここでメイプルレッズはゴールキーパーの 榎和奏 が神がかり的なスーパーセーブを連発。
そこから勢いをつかんだメイプルレッズ。7連続得点を挙げ、劇的な逆転勝利。地元開幕を白星で飾りました。(イズミメイプルレッズ広島 23-22 熊本BP)
イズミメイプルレッズ広島 近藤万春 選手
「新リーグということで会社のみなさんもすごく注目してくれて、選手たちもすごく気合いが入っていて、やっぱりホームで開幕ゲーム、必ず勝利して、会社のみなさんにこの一発目が大事だと思っていたので、結果を出すことができて本当によかったなと思います」
イズミメイプルレッズ広島 榎和奏 選手
「点数が取れるなら守れば勝てるという確信が持てたので、ディフェンスがどうのというよりは、わたしが1本ずつ集中して1本でもいいからまず当てたら(流れが)変わると思っていたので。最後10分ぐらいはいけると思ってプレーしました」
そして、同じ会場での青のユニフォームの男子「安芸高田ワクナガハンドボールクラブ」は、ワクナガ出身の佐藤監督率いるハンド界のスーパースター軍団「ジークスター東京」に敗れ、こちらは、地元開幕戦での勝利とはなりませんでした。(安芸高田ワクナガハンドボールクラブ 24-37 ジークスター東京)
日本ハンドボールリーグ 壹貫田剛史 専務理事
「お客さんの一体感がだいぶ変わってきたと思います。それはDJの方、音楽の演出を含めていろんな仕掛けがあって、みなさん、一体感をもって応援されておられたというふうにわたしは感じました」
― メイプルレッズは16日(月)に沖縄で行われた試合にも勝利し、開幕3連勝で首位。今週21日(土)に呉で試合が組まれています。男子のワクナガは23日(月・休)に今シーズン初勝利を狙います。
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