シーズン前に立てた「プレーオフ圏内」という目標は、射程圏内に捉えている。前節終了時点は、まさに混戦…負けられない戦いが続くいわきFCは、9月15日に3位・長崎との1戦を迎えた。
◇2024明治安田J2リーグ第31節・9月15日ハワイアンズスタジアムいわき
<いわきFC 0ー2 V・ファーレン長崎>
4700人以上のサポーターが駆けつけた、ホームの「ハワイアンズスタジアムいわき」。J1昇格プレーオフ圏内進出へ!3位の長崎を迎え撃つ。
まず流れを掴んだのはいわき。前半16分、こぼれ球を西川が拾いシュート。さらにフリーキックのチャンスに、キッカーは山下と何度も相手ゴールに迫る。
しかし、前半38分に一瞬の隙を付かれ失点。前半を0対1で折り返す。
後半18分。いわきはFWの熊田と、柴田を投入する。田村雄三監督は「もう一回、セカンドボール拾って前に運ぶことだったり、ボールを前につけていくっていうことを(柴田)壮介に期待した」と話す。
この試合ホームデビュー戦となった柴田壮介選手は「自分が思ってるよりもお客さんが多くて、すごい熱気のあるスタジアムで、すごく声援は背中を押してくれました」と語った。
もう一度流れを掴みたいいわきだが、後半28分に失点。選手達も最後までゴールを狙うが…1点が遠かったいわき。0対2で悔しい敗戦となった。
試合後、有馬幸太郎選手は「自分もチャンスがあったなかで決めれなくて、勝ちにもっていくことができなかった。次はそういうところを修正していきたい。最後は、勝負所で結果を出せるかというところだと思う。ここからの試合、引き続き応援してくれると思いますし、その期待に応えられるようにしっかり準備していきたいと思います」と語った。
いわきFCの順位は8位、かなりの混戦となっている。残り7試合で勝ち点を積み上げれば、プレーオフ圏内にはまだまだ食い込める。次節は、9月22日にアウェーで徳島と対戦する。
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