■陸上ダイヤモンドリーグ・ファイナル ブリュッセル大会・1日目(日本時間14日・ベルギー)

世界の強豪が集うダイヤモンドリーグ(DL)の成績上位者のみが出場できるファイナルで世界記録保持者が圧倒的な強さを見せた。女子走高跳のY.マフチフ(22、ウクライナ)が1m97で優勝し、男子棒高跳のA.デュプランティス(24、スウェーデン)は6m11で3度目のファイナル頂点に立った。

パリオリンピック™、世界陸上ブダペスト大会の女子走高跳金メダリスト・マフチフはバーの高さ1m88を1回でクリア。その後、1m92、1m95、1m97をそれぞれ1回で成功させた。今季は室内の世界選手権で2位となった以外、全ての大会で優勝と圧倒的な強さを見せている。
パリ五輪で試技の合間に寝袋で休む姿が“眠れる森の美女”と注目された。

また男子棒高跳びで五輪、世界陸上で連覇中のデュプランティスはバーの高さ5m62からスタートさせ、軽々とクリア。4選手が5m92に挑戦したがデュプランティスだけが成功させ、この時点で優勝が決定した。その後、6m11を成功させ、世界記録挑戦かと思われたが競技を終わらせた。

来年は日本で3回目となる世界陸上が開催され、この日は東京2025世界陸上のちょうど1年前にあたる。前回王者として挑むデュプランティスは「東京に戻って来られることに、ものすごくものすごく興奮している」と話していて、大の野球ファンでもありドジャーズの大谷翔平のファンだと明かし「野球も見に行ってみたい」と話してくれた。

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