パリパラリンピック水泳の知的障がい100m平泳ぎで、銅メダルを獲得した今治市の山口尚秀選手が12日に愛媛へ帰ってきました。

曽我部愛麗アナウンサー:
「いま山口選手が到着ゲートから出てきました。首にメダルをかけています」

山口尚秀選手は松山空港に到着。ロビーでは愛媛県の関係者や所属する会社の社員らによる盛大な拍手で迎えられ、祝いの言葉や花束を受け取りました。

山口尚秀選手:
「正直金メダルをとりたかった気持ちも強いですが、とりあえずしっかり力を振り絞ってきた証がこのメダルになったと考えております」

パラリンピックの出場は2度目。山口選手は今大会の直前にケガをするアクシデントがあったものの5種目のレースに出場。前回の東京大会で金メダルを獲得した100m平泳ぎでは、持ち前の力強い泳ぎで健闘し銅メダルを獲得しました。

大舞台のメダルの獲得。愛媛に戻りしたいことは…

山口選手:
「まずは愛媛のおいしいものを食べたりして、心身もリフレッシュしてからもっと万全な状態でしっかり練習を積んで、さらなるベストなパフォーマンスを出していけたらいいと考えております」

山口選手は、10月26日から佐賀県で開催される全国障害者スポーツ大会に出場するということです。

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