サッカーJ2・モンテディオ山形は、おととい(7日)アウェイで大分と対戦した。3対0で快勝し、J1昇格プレーオフ圏内との勝点差を「5」に縮めている。
リーグ戦は残り9試合。序盤からロングボールやサイドからの攻撃で主導権を握った山形。
前半28分、山田のロングボールを、相手の逆をつく見事なトラップで収めた土居。一度はキーパーに阻まれたが、こぼれ球を押し込み山形が先制した。
7月に加入した土居は6試合に出場し、これで3ゴール目。1対0で前半を折り返す。
(MF#88・土居聖真選手)
「1本目で仕留めたかったが、気持ちで押し込んでゴールに入ってくれたのでよかったです」
後半は一転、立ち上がりから何度もピンチを迎えるが、ゴールキーパー・後藤雅明を中心に粘りの守備を続ける。
すると後半17分、ボールを奪おうとしたイサカが倒され相手は一発退場。ここで獲得したフリーキックを蹴った小西が、左足で強烈なミドルを決め点差を2点に広げる。
その後、再び大分に押し込まれる時間が続き、ゴール前で1対1になる決定的な場面でも後藤雅明が冷静に対応した。
その直後、山形のフリーキック。イサカが頭で合わせ、ダメ押しの3点目。イサカの2試合連続ゴールで突き放し、このまま試合終了、3対0で快勝した。
(渡邉晋監督)
「結果に対しては100%満足している。退場者が出た瞬間を作り出したのは我々の守備からなので、そこは良かったがその後だいぶ休んだ。こんなことやっていたら次勝てない」
山形は残り8試合で順位は9位のままだが、J1昇格プレーオフ圏内6位の山口との勝点差は「5」に縮まった。プレーオフ進出へ1つも負けられない厳しい戦いが続く。
次節は9月14日、ホームで最下位の群馬と対戦する。
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