体操女子のパリオリンピック™代表を飲酒・喫煙問題で辞退した宮田笙子(19、順天堂大学)が7日、佐賀で行われている第78回国民スポーツ大会に福井県代表として出場し、優勝に貢献した。

5月のNHK杯以来4か月ぶりの実戦復帰、飲酒・喫煙問題後は初となる宮田は演技の前に涙を見せる場面も。最初の跳馬では高さのある安定した演技でしっかり着地も決め13.300点とした。その後段違い平行棒は行わず、平均台とゆかでまずまずの演技を見せた。演技後には再び感極まり涙を流した。

試合後、取材に応じた宮田は「この度は、私がとった行動によって、たくさんの多くの皆様にご迷惑をかけてしまい、深く反省しております。申し訳ありませんでした。この件に対し、真摯に向き合い、今後の競技生活を全うしてまいりたいと思います。ありがとうございました」と語った。

また個人総合を制したのは大阪代表の杉原愛子(24)。3種目でトップの高得点をマークした。

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