■MLB ドジャース 1ー3 ガーディアンズ(日本時間7日 カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地でのガーディアンズ戦に「1番・DH」で出場し、この日は6回の第3打席で5試合ぶりの45号ソロ本塁打を放つなど、4打数2安打1打点(打率.291)。

今季46盗塁をマークしている大谷は、MLB史上初となる「45本塁打-45盗塁」に到達し、シーズン自己最高の100打点(2021年)に並び、打点リーグ首位タイに浮上した。さらに2安打の大谷は今季160安打となり、2022年の自己最多タイに。

たが、チームは大谷の45号の1点のみで2連敗。リーグ西地区2位のパドレスがこの日勝利したため、ゲーム差が「4」に縮まった。

ア・リーグ中地区首位のガーディアンズとのカード初戦。先発のM.ボイドを相手に、大谷の第1打席は、カウント1-2から4球目のシンカーを捉えると、打球はセンター方向への大飛球もフェンス手前で落ち、ホームランまであと一歩の中飛。

続くM.ベッツ(31)がヒットを放ち、2死二塁の場面で、4番・T.ヘルナンデス(31)が左足首付近に死球を受け、初回で無念の負傷交代に。球団はのちに打撲と発表。

3回の大谷の第2打席は、1死無走者の場面で、初球のシンカーをファウルにすると、カウント2-2から切れ味鋭いスライダーにバットが空を切り空振り三振。ベッツも右飛で無得点が続いた。

ドジャース先発のL.ナック(27)は、5回まで1安打無失点の好投。8奪三振と相手打線を抑え、味方の援護を待つ。

両先発投手の好投で、0-0のまま迎えた6回はナックがA.ヒメネスに8号2ランを浴び、均衡が破れガーディアンズが先制。直後の6回裏は1死無走者で迎えた大谷が、2球目のシンカーを振り抜いてバックスクリーン左へ45号本塁打を放ち、1点差に迫った。

だが、ドジャース3番手のA.バンダ(31)がソロ本塁打を浴び1-3。8回の打線は1死で大谷がライト前ヒットを放ち、ベッツの二塁打、F.フリーマン(34)の申告敬遠で1死満塁とチャンスを作ったが、C.テイラー(34)が併殺打で反撃ならず。

2点ビハインドの9回は、ガーディアンズ守護神のE.クラーセを相手に3者凡退となりゲームセット。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。