3000メートル障害には、玉野光南高校出身で、青山学院大学3年の兄・黒田朝日と、この春、兄と同じ大学に入学した1年の弟・黒田然が出場しました。

実業団の選手ら合わせて14人で争われたこのレース。1月の箱根駅伝、2区区間賞の兄・黒田朝日は、後半上げていくイメージだったと語るように徐々にペースを上げて、先頭に食らいつきます。

一方、高校時代、インターハイで活躍した黒田然は、徐々に集団から遅れ、最後尾での走りとなります。

結局、レースは、黒田朝日が8分35秒10の大学生トップの3位でフィニッシュ。黒田然は、9分17秒76で出場者の中で最下位の14位でゴールしました。

(青山学院大学3年 黒田朝日選手)
「兄弟で遠征というところで、何となく心の余裕など、結構あったかと思う」

(青山学院大学1年 黒田然選手)
「一緒に走れていることを幸せだと思うのも大事ですし、勝ちにいくっていうのもしていかないといけないので、今後もっと練習から積極的に頑張っていきたい」

女子棒高跳びには、観音寺第一高校・香川大学出身で、吉田石油店所属の田中伶奈(23)が出場しました。2023年の国体で優勝した田中は、最初の3メートル64に成功します。

自己ベストは4メートル20ですが、3月に左足をケガして、準備不足だったという田中。3メートル84で失敗に終わり、出場者7人中、6位タイに終わりました。

(吉田石油店 田中伶奈選手)
「跳躍練習を増やしていって、4m48(日本記録)を超えられるように、まずは頑張りたい」

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