水上スキーの全日本学生選手権(インカレ)が6日、秋田県大潟村で開幕し、水の上で学生たちの熱い戦いが繰り広げられた。

水上スキーのインカレは、2003年から毎年、大潟村で開かれている。2024年は、関東を中心に全国から10校の大学がエントリーした。

大会は、アクロバティックな技が繰り広げられる「トリック」など3種目の合計点で競う。

大会初日の種目は「スラローム」で、先導のボートが徐々にスピードを上げる中、選手は6つ並んだブイに接触しないよう水面を進む。いかに正確に速く進めるかがポイントだ。

秋田大学医学部4年の池田侑生選手は、順位に組み込まれないオープン参加だったが、練習の成果を存分に発揮した。

池田選手は「陸上では味わえない水の上を滑るという非日常や爽快感、みんなが応援してくれている中で滑った時の達成感が一番の魅力。秋田でも全国レベルの戦いが見られる機会となっているので、ぜひ一度応援しに来てほしい」と語った。

観客は「迫力がすごい。こういう大きい大会だから、観客がいっぱい来てくれるといいと思う」と話した。

大会は8日まで開かれ、上位に入った選手は19日から大分で開催される全日本選手権に出場する。

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