8月に佐賀県で開催されたインターハイの水泳競技で、秋田県勢男子として初の優勝を果たした能代市の能代松陽高校の白鳥航生選手が4日、県教育庁を訪れ、大会を振り返りながら喜びを報告した。

能代松陽高校3年の白鳥航生選手は、8月の北部九州インターハイの男子200メートル背泳ぎ決勝で、自己ベストの2分1秒71のタイムで優勝を果たした。県勢男子が水泳競技で優勝したのは初めて。

4日に県教育庁を訪れた白鳥選手は「目標の優勝を達成できてよかった」と大会を振り返った。

これに対し、安田浩幸県教育長は「県民に感動を与えてくれた」と活躍をたたえた。

白鳥選手は、9月14日からインターハイの会場と同じ佐賀県で開催される国民スポーツ大会にも出場する。

白鳥選手は「今大会は自分の目標にしているタイムには届かなかったが、優勝できてうれしい。国スポでは2分00秒代のタイムを出して優勝します。これからは日本のトップで戦える選手になっていきたい」と意気込みを語った。

白鳥選手は高校卒業後も水泳を続けるという。

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