陸上の世界トップ選手が集うダイヤモンドリーグ(DL)の第13戦がイタリア・ローマ(日本時間31日)で行われ、女子1500mに出場した田中希実(24、New Balance)がシーズンベストの3分59秒69をマークし12位。五輪後初レースとなったサニブラウン アブデルハキーム(25、東レ)が男子100mで10秒05(+0.3)の5位、女子走幅跳・秦澄美鈴(28、住友電工)は6m36(₋0.3)の8位だった。

田中はパリオリンピック™で決勝進出こそ逃したが3分59秒70の好走。同種目金メダルのF.キピエゴン(ケニア)や銀メダルのJ.ハル(27、オーストラリア)らが出場した今大会は、スタート直後から中盤に着けレースを展開し、自身の日本記録(3分59秒19)に迫る今季ベストの3分59秒69でフィニッシュした。

五輪後初レースとなったサニブラウンはパリ五輪で銅メダルのF.カーリー(29、アメリカ)や200m金メダリストのL.テボゴ(21、ボツワナ)ら強豪揃いのなか、1レーンでスタート。中盤まで上位につけ、5位に食い込んだ。
サニブラウンはベルギーのブリュッセルで行われるファイナルへの出場を決めた。

女子走幅跳に出場した秦澄美鈴(28、住友電工)は3回目に記録した6m36(₋0.3)で8位だった。

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