■MLB ドジャース-メッツ(日本時間22日 カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)

ドジャース・大谷翔平(29)が22日(日本時間)、本拠地のメッツ戦に「2番・DH」で先発出場し、3回の第2打席で8試合ぶりの5号本塁打を放った。

これでMLB通算176本塁打をマークし、松井秀喜氏が持つ日本人歴代最多記録(175本塁打)をついに塗り替えた。メジャー7年目での“ゴジラ超え”で、また一つ新たな記録を打ち立てた。

3回の第2打席、今季、ホームランを許していないメッツ先発のA.ハウザー(31)の甘く入ってきたスライダーを逃さず、完璧に捉えると大谷も打席で打球の行方を見守りゆっくりと歩き始める“確信歩き”の8試合ぶりの5号ホームラン。打球速度177キロ、飛距離128.9m、打球角度30度の完璧なアーチを描いた。38打席ぶりの快音を響かせた。

13日のパドレス戦で4号ソロを放ち、松井氏の記録に並んだ大谷。21日の試合後には「ホームランを狙いにいく打席というのはないですし、次の1本を打ちたいなという気持ちはもちろんありますけど、記録というのは特に気にはしてない」と話していた。

ア・リーグ本塁打王に輝いた昨年は22試合目(1日休養日含む)に5号を放った大谷は、今年は24試合目で5号をマーク。開幕から自己ワーストの9試合41打席目での1号と出遅れたが、5号のペースは2試合遅れとなった。

メッツ戦でのホームランは2022年6月以来、約1年11か月ぶりの2本目となった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。